Diary

冬の楽しみ

榛名湖の氷上ゴーカートで遊ぶ。楽しかったので日経のエッセイに書いた。お腹が空いたのでモツ煮で有名な永井食堂に久しぶりに行ってみたがちょっとの差で終わっていて残念。一度狙いをはずすと、なかなか代わりの旨い飯屋がない。今日はあたたかかったので温泉はパス。明日は3度までしかあがらないみたい。


第二のクーペ・フィアット

つい、慣れてくると世界を区切るのは「県内」と「県外」になってしまうのだが、そういえば「都外」って言葉ないなあ。
さて、その「県内」に私と同じ車に乗っている人がいるという目撃情報があった。色も同じで私と違うところは群馬ナンバーということだけ。これで匿名性は二倍だ。その人が変な被害にあっていないといいけれど。(私は都内で車に落書きされたことがある)

今日は夕方から講談社打ち合わせ。このワンルームに大の男が三人も来るという。スリッパは足りないけれど椅子は一脚借りた。


風力8

朝、洗濯物を干したらシーツとタオルがあっという間に凍ってしまった。
調教補佐初日。調馬索(円の中心に立って長い手綱で馬をぐるぐる走らせる)を初めてやらせてもらう。面白くて寒さを忘れた。

午後は小すば。第四話「before they make me run」3稿をこれから送付、多分これで入稿できると思う。明日からはエソラの小説に集中する。こっちは初めて挑戦するタイプのもので、うまくいくかどうかわからない。


パンク頭

昨日の小すば打ち合わせはすごかった。第四話のディテールの打ち合わせのつもりだったのが、最終話までの道筋や、登場人物のことが一気に見えてきた。あまりの情報量に頭がパンクしそうになったけれど。新幹線はもちろん、家に帰っても興奮状態でなかなか眠れなかった。

今日は昼からラジオ高崎(10分×4回分)収録。咳が出なくてよかった。ラジタカだけでなく、市役所、上毛新聞の方にもお会いする。
帰ってきて飯作りながら小説。
飯を食っていたらどかどかメールが来て、ペースわかんなくなっておかわり。人のせいかよ。


また東京か。

朝からエッセイを2本日経に送る。そうこうしているうちにこんな時間。
これから東京行って映画(海の仙人/新潮社)の打ち合わせと小説(ダーティ・ワーク/集英社)の打ち合わせ。電車の中で読もうと思っていた本がおもしろくて昨日読み終わってしまった。仕方ねーから電車の中では仕事すんべえ。

「読者に聞け」の第三弾を考え中です。一応骨子は決まっているのですが、どういうやり方にしたら一番いいんだろう、と。近日またお知らせしますのでその節はよろしくお願いします。


調教補佐

12時間寝て、体調がかなり回復したのでhanakoのイラストを描いて速達で送る。小すばも第2稿を送って明日打ち合わせ。

馬に乗る時間がなくて困っていた。平日のレッスンは午後からで、出版社との連絡や打ち合わせも午後なので重なってしまうのである。所長に相談したところ、週3日から4日来られるという前提で、午前中「調教補佐」という制度を利用することになった。自分がレッスンしてもらうのではなく、スタッフの指示するメニューで馬を運動させてコンディションを整えるという内容。名古屋の頃、友達がやっているのを知っていたが、自分では初めての経験なので楽しみだ。障害のレッスンには出てこない馬にも乗れるし。
締切が二つ重なっている今月から始めるところがリスキーだが、多分なんとかなるだろう。というか、なんとかします。
朝は寒いけれど、風が吹かないところは助かる。


痩せない、やめない

午前中、後輩を市役所の展望台経由、駅まで送って行った。
後輩はリフレッシュして帰っていったが、私は夕べ、薬を全て吐いてしまったので体調が悪い。小すばをやるがたちまち集中力を使い果たしてへろへろになってしまった。
こんなに調子悪くてなんで痩せないんだろうな。こんなに咳してなんでタバコやめないかな。


酒暖房

都内で日経新聞とエッセイ打ち合わせ。
その後、後輩と待ち合わせて群馬へ。一晩東京に泊まっただけなのに帰ってきて山が見えると嬉しい。思ったほど寒くないと思ったが調べてみたら最高気温2℃。ああまた冬になってしまったのね。こんな夜はやっぱり酒暖房でしょうか。


ペリカンカフェのお知らせ

2月25日、福岡にて西日本新聞社主催の「ペリカン・カフェ」というトークライブに出ます。お近くの方、ぜひ応募してみて下さい。

名称 第5回ペリカン・カフェー絲山秋子の愛する5曲
内容 ゲストに「愛する」5曲を選んでもらい、それを聞きながら、創作活動や
   音楽について約2時間語ってもらうトークライブ
日時 2月25日(土)午後4時半開場、5時開演
場所 福岡市中央区大名2丁目、エレガンスビル3階「文學の森」小ホール
ゲスト 絲山秋子
聞き手 九州大谷短大表現学科主任教授で演劇・映画評論家の梁木靖弘
参加 限定60人で入場料1000円。事前申込みが必要。
   希望者は往復はがきに住所、氏名(1通につき1人記入)、年齢、電話番号、
   を書き、〒810ー8721(住所不要)西日本新聞文化部
   「ペリカン・カフェ」係へ、17日(金)必着で申し込みを。
   応募多数の場合は抽選。返信用はがきで入場券を送付する。
   問い合せは西日本新聞社文化部=092(711)5260。


第一部完結

昨日、絲的メイソウ第一部最終回のゲラを戻した。小説以上に感慨深い。小説は語り手が自分じゃないので自由だし、手離れもいい。ところが、エッセイの「私」ったら今、小さな画面と汚い灰皿の前にいるまさにこの私なんだから冷や汗の量が全然違う。毎回「いーのかこんなこと書いて」って感じなのだ。これで一冊の本にまとまって、講談社から春か夏に出ます。それが出たら今度は第二部開始です。しっかり充電しておこう。

今日は新幹線にて下京。日経エンタテインメント、DODA、JFN取材。夜はBRIOに掲載される高橋源一郎氏との対談。全部同じ服。


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