Diary

黄色い営業車、都内140キロ

ガキの頃、きちがいになると黄色い救急車が来るって言われたけど、東京だけだろうか。精神病院には普通の救急車なら時々停まっている。私は黄色いクーペで病院に行く。ここ数日だらだらしていましたと言ったら禿先生に、それはいいことです、と言われた。
「海の仙人」の見本が出来た、と言われて条件反射的に、講談社に行く用事があるのでその前に御社に取りに伺います、と営業のようなことを言ってしまった。車だと、新潮社と講談社は驚くほど近いのだ。
3時間半かかって「アーリオ オーリオ」再校ゲラをチェック、文章の練れていないところを片っ端からつぶす。もう三校は取れないので、これから大きく変えた部分だけワープロに打ち込んで、言葉の繋がりを見直す。夜は長い。


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