Diary

不完全燃焼

ちょこまか出張の準備もしつつ、資料読んだり作業したり原稿を書いたり家にいてもめまぐるしい。その割にここまで来たという達成感もなく、あっという間に夜になってしまった。なかなかのんびり出来ません。


にわかづくり

やっと今日は予定がない、というあるまじき日本語。ひきこもろうかと思ったが、いつもの店に行って仕事する。今週は疲れた。
小説のためににわかづくりの知識を詰め込んでいる。こんな貧弱な知識では主人公に笑われてしまう、少しでも近づかなければと思うと、苦にならない。


夏休み(休みなんかないが)の課題

さすが恩師である。高校時代の国語の先生に先日川端賞の授賞式に来ていただき、約20年ぶりにお目にかかった。そして昨日送られてきたのは、先生が編纂した大学入試用の漢字練習帳。PC慣れしてしまって、恥ずかしいほど漢字が書けなくなってしまった私の喉元にずばっと来た。ネット徘徊の時間を削って漢字練習、しようかなー。(きっとこの日記を読んだ方の9割までが、言うだけでやらない方に賭けると思うけど)


文月

前にも書いたが、子どもの描いた絵のカレンダーを貼っている。先月はサム・フランシスかと思うような豪快で涼しい絵だった。描いた子はサム・フランシス知らないと思う。今月は魚釣りの絵で、海の中には美味しそうな魚やカニがうようよいる。「僕」とお父さんがボートから釣り糸をたれているが、さて釣れるんだろうか、とわくわくさせる絵である。
文春にて文學界と打ち合せ。今週は三社制覇、営業かよ。最初の頃は、出版社に何を着ていけばいいんだろうとか思っていたが、もう最近はだらだらで「海の家の姉ちゃん」の格好でどこでも行く。どこぞの編集長あたりがアロハ着てたりすると、おっ相性いいじゃん、みたいな。


無題

寝不足でつらかった。朝、病院。五等日月末で大渋滞。夜は知人と会って情報収集。


無題

新潮社にて日経WOMANのインタビューと、単行本打ち合せ。インタビューの掲載は9月だが、ちょうどゲラが仕上がっていいタイミングなので早めに予定させていただいた。
巨人戦の日だけはなるべく予定を入れないようにしてきたが、この三連戦は今日しか見られない。なのにラジオを聞きながら眠ってしまう。少し夏ばて気味かもしれない。


低級外車、首都高を走る

講談社と取材、打ち合せ。低級外車で乗りつける。前回講談社に行くとき汐留料金所付近で故障したので、雪辱を果たした思い。「今日は大丈夫でしたか?」とあちこちで聞かれる。人騒がせな車だ。
小さな取材だったが、思わぬ収穫があった。資料についても相談してあれこれ揃えていただく。当初書き下ろしの予定だったが、単行本に先立って群像10月号に掲載されることになる。
行きは首都高が混んでいて1時間半以上かかったのに(それでも定刻よりやや早めに到着)帰りは40分そこそこで帰ってきてしまった。


秘密兵器

登場人物の名前は勘で決めてきた。迷うと野球選手から盗んだりもしたし、女優のリストを検索したこともある。作品が増えて登場人物も増えてきて、困って講談社に相談したところ「人名読み方辞典」という素晴らしい本を送ってくださった。名字編と名前編が別れている。電話帳の他に、こんな秘密兵器があるのだ。
って、すぐネットにアップしたら秘密じゃないじゃん。今日は、いつもの店で仕事。


昨日のご報告

授賞式は緊張したが、大好きな津島佑子さんから賞を贈呈されたことを、ずっと忘れないだろうと思った。津島さんとは二次会で、そして辻原登さんとはパーティーと三次会でお話ができて大感激した。パーティーは気後れするだろうと思っていたが、大量名刺交換で気後れしている暇はなかった。新潮社はじめ各社の担当編集者が場慣れしていない私にいろいろ気遣って下さってありがたかった。あまり話は出来なかったけれど恩師や友人が来てくれたのは嬉しかった。(くす玉、胴上げはなかったです、念のため)ともあれ、これで一区切り。
居候と一緒に帰って今日はのんびりした。


授賞式

川端賞授賞式、パーティ(三島賞、山本賞と併せて行われる)。お洒落をするのはこっ恥ずかしいし(まだそんなこと言ってるか)、たかだか髪の毛や化粧のために2時間も3時間もとるというのはアホみたいだが、ありがたい式のためなので、3分で化粧して原稿書いてた方がいいとか言わずにがんばってみる。お迎えのセルシオでオークラへ。多分帰りが遅くなるので、ご報告することがもしあればまた明日。


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