Diary

禿サンタのプレゼント

掲示板にいろいろ書いたけど、クリスマスの日に禿先生から診断書を貰って精神障害者手帳を交付してもらうことにした。プールと駐車場が安くなるはずだ。これだけでも大きい。公共交通機関ならまだしも、なんで駐車場なんだろう、お上はキチ○イが運転しても一向にかまわないらしい。すでに持っている都内の友達に聞いたら「愛の手帳」って書いてあるらしいよ。役に立たない愛だと、愛が足りないと見るたびに思うと言っていた。わくわくしますな。
あとは来週、やっぱりタイヤを冬タイヤに替えようと思う。予定のある日に雪が降ってしまったら悔しいはずだから。それに、ふらっと旅行に行くかもしれないじゃん、と言い出して長いんだけど行ける環境は整えておきたい。今年はもう雪が降ってしまったから北陸はもうきついかな、米原経由だったら行けるかな、山陰も行きたいな。少なくとも名古屋くらいまでは行きたいな。病院の往復だけじゃつまらない。


編み物

予祝儀礼さんの日記に編み物のことが書いてあった。友達でも洋裁や編み物で素人離れした腕前の人がいる。あれはやっぱり才能だと思う。せっかくカラダが変なサイズで、ユザワヤが近所にあるのに勿体ない。私は救いがたいほど不器用な女なのでマフラーなら縦より横が長いうねうね物体を作った時点で捨ててしまうし、スカートを作ろうにもまっすぐ生地を切れないので縫い代がなくなってしまったりする。
昔、よくお見舞いに行っていたとき、季節がちょうど冬で、ああ、編み物でもできれば、病人が寝たりご飯を食べたりしているときにもっとさりげなくその場にいられるのになあ、と思った。あとは、毛糸を一杯持って船に乗って何日も旅したいと思ったこともある。下船するときに新しい海のセーターを着るのだ。
手仕事ができない私は文字で世界を編んでいく。


ユニクロッ

長い一日。午前中は世田谷でプールに行った。団体さんでやっているおばちゃんに「サークルに入りませんか?」と声を掛けられた。バタフライやクロールを奇麗に泳ぐのはそりゃいいけれど、あのおばさん軍団の一員になってぺちゃくちゃ喋ると思っただけで震えが来そうだ。ごめんこうむる。
プールで歩くと痩せるという話を親がラジオで聞いたというのでやってみる。泳げるのに歩くのはなんだかかっちょわりぃ。でもこれが水の抵抗で意外と疲れるのだ。クロールよりましだけど、平泳ぎですいすいやるよりはずっと疲れる。効果はどんなもんだろう、どっちみち今は少し食べ過ぎてるから体重は現状維持ってところじゃないだろうか。
新しい帽子をプールに忘れた。いつまでも悲しんでいても仕方がないのでバスの中でぐっすり眠って蒲田に帰って来た。
駅ビルに行く。どうも私のダウンは北関東にはいいけれど東京で着るには暑いのだ。真冬の夜のヒーター効かない車の運転とかにはいいけれど、もうすこし小さくまとまった上着が欲しと思ってあちこち見る、ついでにジーンズも試着しまくる、かなり汗だくになる。で、結局はユニクロのエアテックジャンバーと男物ジーンズに落ち着いてしまった。またかよって感じだけど「あ、こいつユニクロッ」てばれなければいいのだ。難を言えば足の太さに合わせてパンツを買うといつも丈が短めだ。蒲田にGAPはないが、あったところで手がでないだろう。
それから5時飯をして、ヨーカドーに寄って帰る。まだ6時前なのか。明日は新メニューを創作してみようと思う、乞うご期待。


通院

車のフロンドウィンドウに凍りついた雪を落としてさあ病院に行こうと乗り込んだらドアが閉まらない。閉めてもふーっと開いてくる、40回くらいやったらちゃんと閉まるようになった。暖房もきかない、涼風が出るのでダウンを着る。

前回久々に血を抜かれたけれど、肝臓、血糖値、コレステロールなど正常に近くなってきた、特に肝臓は桁違いだったので嬉しい。障害者手帳と障害年金について医者に聞いてみる。「年金はちょっと無理かもしれないな、手帳ならいつでも診断書を出しますよ」とのこと、たしか人から聞くところによると殆ど特典がないらしい。でも「障害馬術二級」と「精神障害者二級」と両方持つってしゃれてないか?

「次回はクリスマスですがいいですか」と禿先生に聞かれる。よござんすとも。


フラットワーク

一人でずっといるとわがままにはなりがちだ。それでももっと敏感になろうとしている。ひとりで歩く足音に耳を澄まし、水を蹴った感触を思い出し、エンジンの音を確かめ、注意深くアイラインを引き、冷たい水を味わい、そんな生活をしていて他人に慣れにくくなってしまったのかもしれない。文章がかけない日は苛立つ。
「おまえよくそれで友達が何人もいたな」と言われた。


雪だ雪だ

東京は雪、大したことないけど一応雪、今年は寒さがひと月早い気がする。私はウィンタースポーツは全然やらないけれど、雪は大好き。景色が変わるのも、外がしーんとするのも、誰も踏んでないところをキシキシ踏んで歩くのも楽しい。赤城山に大きなかまくらを作って大人四人でキムチ鍋をやったのは今でも懐かしい。下品な話だが、男の子が「雪の上に小便で字を書く」というやつ、めちゃめちゃ羨ましい、やってみたい、生まれ変わったら男になりたい。
明日タイヤ館に行って冬タイヤを履こうか思案中、雪って降る年は癖になって何度も降るから。今日は馬靴を出して散歩しよう。


一昨日来やがれ

「来年なら予定入れれるけど?」
theピーズが再結成したから友達をライブに誘ったんだけどさ。日にちも聞かずに言われた。どうして忙しいという奴は自慢気に見えるのだろう。オマエのために割く時間はないよと解釈してしまうからだろうか。リンクしてる石田さんの日記も「忙しい」と書いてない日は殆どない、議員になっていたらそれはそれで忙しいだろうに、そんな忙しいなら日記なんか書かなきゃいいのにしかし日記は長文である、感じ悪いな。読まなきゃいいのに? そうだね、そうやって人は離れて行くものなのだ。
働いてるとき、職場で忙し自慢をする奴が多くて、それに対抗するべく同期の野郎と「鼻くそほじり運動」を展開したこともある。いや実際にほじるわけじゃなくて「今日も鼻くそほじくるくらいしかやることねーよ」「どこで鼻くそ掘ってきたんだこの野郎」って余裕かますだけなんだけどね。そうやって暇そうにしてると結構ひょんなところから美味しい話が転がりこんで来るものだった。忙しそうにして売り上げを逃してる奴、ざまあ、と思っていた。
私は暇だけど、それはそれで、自分の生活というものはあるのだ。シゴトに没頭する時間もあるのだ。なのにどうして後ろめたいのだろう。


マメの効用

昨日の遠足で足の裏に大きなマメが出来た。それで思い出したのがウォーターなんとかっていう、中敷にジェルが入ってるから足が疲れませんというバカ高い靴。マメについて深く考えたことはなかったが、痛んだ足を守るための中敷のような役割があるのかとしばし感嘆する。
今日は歩きたくないなと思いつつも、たかが大根でも店によって60円くらい値段が違うのよね~、と駅地下とヨーカドー周辺を行きつ戻りつしていた。「10円安いものがあると主婦は100メートル行動範囲を広げる」という昔のアサヒドーカメラ(名古屋ローカルね)のCMはあながち嘘じゃない。主婦じゃないけどさ。


上池台に原発を

学芸大学から歩く。前回は「呑川を見つければ帰れる」というのがテーマだったので、今回は「最短コースで本門寺裏を目指す」というのがテーマ。ところが旗の台を越えたあたりですっかり道がわからなくなり、荏原を越えて大田区に入ったはいいが、上池台というところをうろうろする。坂だらけだが閑静な住宅街ってやつだこれが。
その昔、エアロスミスが売れたとき、ジョー・ペリーがお金をどう使っていいか判らず、家にネオンをつけてしまったという話がある。真偽の程は知らないが、かっこいいくせにバカだなー、かわいいなーと笑ったものである。
ところがこの辺では(蒲田や池上じゃあまり見ない)クリスマス電球を家のまわりにはりめぐらせてチカチカやってるんだよな。あれ見ると不愉快になるの私だけ? 「私達、恵まれていて健全なファミリーなの、不景気なんて別世界、見て見て」って言われてるような気がして気分が悪くなる。なにがメリークリスマスだよクソ野郎。電気はつけたら消せって躾を受けなかったのか? ここんちの前に原発建ててやれよ。
今日はアップダウンを避けずに歩いたので最後は足の裏がぼろぼろになってしまった。記録は前回と殆ど変わらず1時間50分。次回こそ最短を目指す。


私の街

夕べはおでん屋に行って飲みながらちかちか書こうと思っていたのだが、父の教え子の弁護士先生が来てまたまた盛り上がってしまった。今日、コーヒーの豆を買いに行くと、道端でオッサンに挨拶された。誰だか全然わかんないけどきっと飲んで喋った人なんだろう。八百屋の美声の外人さんとちょっと話して、シンガポールの人だとわかった。だんだん、この街が私の街になっていく。
福岡の時が一番すごかったかな、駅前でも長浜でもどこ行っても知ってる人に出会ってた。朝は肉屋とか魚屋とかと挨拶してから会社に行っていた。街が狭いのもあるけれど、蒲田はもっと狭いからなあ。私に欠落しているのは人の顔と名前を覚えるという技で、営業的には致命的なはずだったんだが、どこ行っても相手が先に覚えてくれたのであまり困らなかった。私自身は知りあいが一杯いるっていうのは自分が人気者になったみたいに錯覚出来てとても好きなんだよね。


TOP