Diary

平穏

今日は打ち合せがないから休みつーことでもいいんだが、原稿の直しやら、校正やら、書き直しやら、止まってるのやら、やるべきことがいろいろたまっている。いくつかの作業を平行してやっていても、今は焦りも悲壮感もなくて、適度にだらけている。こないだまでは、やっぱり軽躁だったんだな。


連続新潮

いつもの店で一仕事。その後、新潮(出版)と打ち合せ。
深夜に帰ってきて近所の飲み仲間がゴミ袋下げてるのと道で会って立ち話。このオヤジと会うの、今週三回目くらいかも。駐車場の大家さんも話し好きだし、今まで以上にディープな蒲田に引き込まれていくような。


本名で眠り筆名で起きる

朝、宅急便の「絲山さーん」で起きることが多い。びくっとする。寝ているときは本名で寝ているのだ。
宅急便の中身は、文學界からのチェックのびっしり入った原稿だった。昨日メールで送ったばかりなのに、物凄い早業だ。この短編はもう終わりだと思っていたが、あちこち検討しなければならない。
新潮(文芸誌)が来蒲。次作について打ち合せ。手持ちゼロの状態で行ったのだが、編集者というのは凄い。話し合っているうちに、自分がやりたかったことが判ってしまう。書いてみないと判らないけれど。


来年の仕事

文學界短編(最終打ち合せ用)、NAVI第二話第一稿送付。
居候が来てくれて、仕事でパンパンになっていた頭が休まった。彼女の大活躍で、部屋もずいぶん綺麗になった。すばらしい。
中央公論新社と打ち合せ。書き下ろし、ということになるが、今年は無理なので来年にむけてテーマを模索。舞台に関してはほぼ決定。
近所の飲み屋で遅くまで飲む。


ひとまかせ

仕事中毒の私に一筋の光明、と言うべきか、それともこのクソ忙しいときに、と言うべきか、とにもかくにも我が家に居候がやって来る。
そいつが全然時間通りに来ないので、今日は私も家に足止めをくらって確定申告をやってしまったじゃないか、おかげさまだ。
居候というからには事情もあるわけだが、小説の居候とは全然違っていて美人さんだ。ずっといるわけじゃなくて、不定期に数日いるということなので、私も勝手に仕事をするし来週も殆ど毎日打ち合せがあるし、居候は概して暇なので部屋の掃除でもして貰う。新聞本雑誌の類が片付けばなんとか人並みの部屋になるはず。あとは、壊れたテレビと壊れたプリンターを捨てればずいぶん希望も見えてくる。待っている時に限って回収車は来ないのだけど。


躁っぽいのか?

また朝まで仕事をしてしまった。昼に起きてまた仕事。こんなこと続けると禿げるぞ死ぬぞと思っているのに、息抜きに行ったいつもの店でまた仕事。余計な買い物とかはしないけど、やっぱり躁っぽいのかもしれない。
ということは、喋っていることなんかも知らず知らず軽躁モードで大袈裟になったりしているのかも。嫌だな。後で後悔するんだよね、躁は。


ホーム

夕べ帰ってきて、試乗の印象が濃いうちに書きたくて、朝4時半まで原稿をやる。こういうとき、眠剤飲まないと眠くならない体質が役に立つ。起きてからじゃ疲れてるから。
夕方、講談社にて小説現代インタビュー。3/22発売4月号に掲載予定。オンリートークについてなので、電車の中で読み直してから行った。書いた本人は結構忘れているのです。
インタビューの後、群像編集部にて和む。インタビュー前に、新人はホームグラウンドがあって、みたいな話が出たんだけど、私はどこの編集部も自分のホームだと思っている。図々しいけど。


分相応

午前中、原稿あれこれと煙草の吸いだめ。午後から夜にかけてNAVI試乗。3台に乗る、「乗り倒す」と書けるほど私は上手じゃない。やっぱり現地に行ってみて良かったこともあった。でもどんなにいい車に乗っても、ティーポで夜中の第一京浜を走るのは楽しいし、蒲田に帰ってくるとほっとする。3/26発売分(5月号)の原稿はOKとのこと。


ムシのいい話

9月から書く書評の件、おつき合いのある出版社のうち文芸関係の各社より本の協力をいただけることになった。読んでも書評しないかもよ、という条件なので大変ありがたい。
もしも、おつき合いのまだない出版社で、書評検討用におすすめの本を教えてやるよとかくれてやるよとか、そんなムシのいい話がありましたらメール下さい。(そもそもこんなとこ見てないって?)
朝から病院。エンシュアを20缶ゲット。これで餓死の心配はない。蒲田から病院への裏道は今後の課題。私は今でも東京より名古屋や群馬の方が道に詳しい。


書評

図書館向けの情報誌(日販図書館サービス)から連載書評の依頼が来た。春はちょっと無理なので、10月号からということになる。こんな無名の新人(しかも読書量が少ない)に、書評の仕事なんていいんだろうか。もちろん私としては、絶対自分のためになる仕事だし、大歓迎。若干の懸案事項については検討中。
いつも行く文具店で遂に面が割れた。蒲田レポートに書いたことを店の方の弟さんが見て伝えて下さっていたのだ、名刺の追加注文をしたら「あら!」と言われてばれてしまった。ちょっと嬉しかった。
いつも仕事をしている店の近所の書店に本が平積みになったので店のマスターと一緒に、一筆書き添えた文春公式ポップを置かせていただく。快く受けていただけてありがたかった。


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