Diary

中祝い

ずっと前から私の小説を読んでくれている人が、中祝いといって有楽町で串揚げをご馳走してくださった。(ありがとうございました)嬉しいときに美味しいものを食べるともっと美味しいんだな、就職が決まった時以来かな、こんなの。
もちろん、会社みたいに仕事があって金が入って、ってわけじゃないけれど、文春や新潮といった大きな出版社は若手の作家を育てる、と聞いたことがある。賞をとれなくても自分が作家で生きていくための重要なコネクションが出来た、と思う。
海仙の最後の方は書いていて相当辛くて、全然ダメなんじゃないかと思ったりしていた。だから文學界も全然期待してなかった。次にいい作品を書かなければと思っていた。
現金なもので鬱はどっかに行ってしまった。また狐が来るのを待とう。


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