Diary

オオゼキ基金の夢潰える

うちの母はいつもオオゼキのポイントを貯め込んでいて、ポイント5倍セールとか3倍セールになると小躍りしながら買い物に出かける。換金されたキャッシュに「オオゼキ基金」と名前をつけて寄付とかプレゼントとかそういうことに使っているらしい。
まさしく今日がその、5倍セールの日なのである。新聞のチラシをくまなくチェックしてから出かける。池上のオオゼキは買いムード一色、すごい熱気だ。私もカード申込をしながらわくわくする。住所と名前と電話番号を、出来のよくない申し込み用紙に書くだけだ。ところが。
「24日以降にカードを引き取りにいらしてください」
え? 今くれるんじゃないの? 今時写真だって1時間で出来る、免許だって2時間で更新だ、銀行だって即日通帳は出来て取引はできる、どこのどのカードが来週まで待たせるというのだろう。
「今日の買い物はポイントつかないんですか?」
「24日以降しかお使いになれません」
全然だめじゃん。私は最初が肝心なのだ。9日も待たされたらだめなのだ。
仕方なくドラッグストアでバカ買いをして帰った。


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