Diary

ショーセツのこと(なんだそりゃ)

私はブルーバックスとか科学者の書いた新書とか日経サイエンスとかあの系統が好きで、「数式を使わずに宇宙や物理のことをわかりやすく説明する」って凄いなと思っているのですが、それは科学者にしたら一つの面。そして自分が数学ができないことをすごくダメだなと思ってる昨今です。

「難しいことをやさしく言う」というのは、理系文系関係なくある考え方です。小説で言えば、好みは別として「『ジュンブンガク』のカテゴリなのに短時間でさらっと読める」という印象になるかと思います。でも、自分の段階的、時期的なものとして「数学、数式をちゃんと使った物理の理論」みたいに「ジュンブンガク」を突き詰めたい、という思いもあって、取り組み始めたのが「作家の超然」とか「不愉快〜」あたりです。読みにくいと思います。でも数式使った方が早いし、先へ行けるんだもん。そもそも読者想定してないんだから、多くの人に好かれるとか売れるとかそこは関係ないでしょう。

でも突き詰めるばっかりじゃ頭打ちになる、勉強して自分の不足を補いながらいろんなことをしたいと思っています。上毛新聞のエッセイもそうだし、「離陸」はエンタメ仕掛けが結構出てきます。個人的には本読むだけじゃなく、理系の人や美術系の人の話を聞きたい、などとも思います。

偉そうなことを言いつつ、父に「今度のはエッチな場面がなくてよかった」と言われて胸を撫で下ろしたりしてるのはかっこわりーね。


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