Diary

おかわりの心

ごはんの後あさましく地面を嗅ぎ回り、米粒一つ見逃すまいとしている犬どもに、
「オマエらには、ご馳走様という感謝の心はないのか」
 と、言うと、茶色が憤然として座り私の目を見て、
「おかわりの心ならあります!」
と言ったので、ひるんだ。(正確には、ごはんくれを表す口ぱくぱくを、何度もやった)
「おかわりですおかわりです!」と牛もまとわりついた。
おかわりはさせない。でぶは一家に一人でたくさんだ。今は痛くて食えないでぶだけど。

編集者の連絡が来たのが午後で、5時起きの私は集中力が切れてしまったので街に下りてメガネを取りに行き、接骨院に寄って戻るともう夕方の散歩。日照時間が短いので慌ただしい。
やっと「人のメガネで仕事をしているような疲れ」から解放されて、「末裔4」の仕上げをした。もう一度見直して脱稿。


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