Diary

安全のしおり

いつも何となく飛行機に乗っていたのだが、安全のしおりを改めて熟読した。すると大変なことが書いてあるではないか。以下引用。
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            非常口座席のお客様へのお願い
非常口に接している列の座席にお座りのお客様には、万一の場合、緊急脱出の援助をお願いすることがございます。
援助の内容は、援助が必要となった時、以下のような項目の中から、乗務員が具体的に指示させていただきます。
■乗務員が非常口を完全に開放するまでの間、他のお客様を制止すること
■脱出シュート下において後から降下するお客様を援助すること
■「遠くへ逃げて」のように速やかに機体から離れて避難するよう声をかけること
■その他(必要に応じ、乗務員が具体的に指示させていただきます)
ご搭乗後、早い機会に座席備え付けの「安全のしおり」をよくお読み下さい。
(以上、JALスチュワーデスより貰った、非常口座席の乗客に渡すチラシより。裏面に英語版あり)
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私も非常口座席に座ったことはある。足が伸ばせて快適で、離着陸時には向かい合わせに座ったスチュワーデスがほほえむので、目のやり場に困っていた。しかしへらへらしている場合ではなかったのだ。万一とはいえ、パニックに陥った乗客を制止? そんなこと出来るのか。その他必要に応じて指示される? 一体何を指示されるのか。考えただけでどきどきしてくる。よく見れば安全のしおりの絵にも、確かに一般人とおぼしき人間達が「援助」にいそしんでいる様子が描かれている。えらいこっちゃ。
別件。毎回芥川賞のたびに落選速報を出してたんですが、どちらにしても報道で判るので、今回はここではやりません。今日は洗濯とか、今回の資料、メモの整理とか、この一週間凍結してきた各社の仕事などしつつ、適宜昼寝って感じになると思います。へばっているので残念会とかそーゆーのはなし。


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