Diary

来年の今頃も飯は食えてるんだろうか

「袋小路の男」の件で講談社へ。冒頭部分だけをメールで送っていた。カタチからしてだめなんじゃないかと心配しながら行ったが意外に評価は良く、この線で行きましょうという話になる。登場人物のこととか、細かい相談をする。現状30枚程度だが最終的には70枚くらいにするつもり。仙人が終わって、角川のチョンゲストと平行してやれば10月くらいには形になるんじゃないかな。問題はその後だ。「絲山さんのことは危惧してないんですよ」と担当編集者はおっしゃるが、あたしゃ危惧してるよ。
それでも出版社に行くと気持ちが引き締まる。仕事だ、という気分になる。往きは時間つぶしをしたけれど、帰りはどこにも寄らずに帰って来た。


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