2003/8/5 火曜日
この時期開放されているという池上本門寺の松濤園という庭園を見に両親がやって来た。近いからとつい、つき合ってしまった。なんでも桂離宮の建築と造園で名高い小堀遠州という人が作ったお庭らしいのだが、とにかくこの暑さである。池の鯉も酸欠でアップアップしている。庭園のいいも悪いも判らない、ひたすら暑い。とめどもなく汗をかいた。
昼食は電車、バスを乗り継いで津右衛門へ。蒲田で両親を連れていける場所といったらやっぱここでしょう。ビールが美味かった。
明日歯医者もあるので、親と一緒に実家に帰る。
2003/8/4 月曜日
街のあちこちに「甲子園出場おめでとう 都立雪谷高校」の横断幕やチラシが貼ってあり、大田区に住む身として応援してやろうとの思いを強くする、が、初対戦がPLとは。都立高初白星を飾って欲しいんだけど…うーん。いいからがんばれ。勝ったら泣いちゃうだろうな。
台所の蛍光灯を買いに行っただけで暑さに負けて、家に冷房を入れて閉じこもり専ら海仙の直しと読書で過ごす。冷え冷えでもう、ビール飲む気もしないっす。今日はナイターもないし、静かな夜だわい。
2003/8/3 日曜日
今日も12時間眠った。起きてシャワー浴びて朝と昼の薬を同時に飲んだら固まって動けなくなった。身体も動かないし意識ももうろうとする。用法と用量は守らないといけませんね。まじで。
今日のロッテンマイヤーは「東京23区」。地図を見て、読み上げた区がどこにあるかを見つけさせるのが狙いだったが、そもそも漢字が読めないので「北区」くらいしかわからない。(北は読めても書けないし西とか東は読みもできない状況、自分の住んでる区も読めない。3年生ってこんなものですか?)教材がみづらいとか文句を垂れるが、片っ端から書かせる。来週は23区の読みを復習だな。来週で「ドリトル先生アフリカ行き」が終了。あんまり面白くもなさそうだが「航海記」をやるか。どうしたものか。
2003/8/2 土曜日
図書館で「堤中納言物語」の入った本を借りて「虫めづる姫君」を読む、顛末が知りたかったのだが「二の巻にあるべし(この続きは二巻にあるはずです)」で終わっている。二巻は散逸してるのだろうか、しかしそう来るとは思わなかったよ。
夕方、なんとなく気分が落ち着かないので学大に行く。セリーヌの「北」をいただいた。セリーヌ、大好きなんだけれど「100冊」に挙げるの忘れたんだよね。そのうちプルーストあたりと入れ替えよう。
食わないから気持ち悪い⇔食えない、のループに入ってしまっている。良くないなあ。
2003/8/1 金曜日
朝、速達が来た。新潮社から「海の仙人」チェック入り原稿(前半)だ。言われてみるとびっくりするほどださい部分がある。助けを得て、また進めていく。今月中にはなんとかしたい。
午後、文藝春秋の単行本の装画を担当(予定)してくださるイラストレーターの方と会い、提案用、控え用の資料をいただく。絵を見たとき自分と同じ世界が描かれているように感じてびびったけれど、一目見て恋に落ちるなんてことはなかった、当たり前だ、そもそも女性だし。(男だったとしてもそんな簡単に惚れないと思う)でも同じ蒲田に住んでるっていうのはなんかのご縁だ
2003/7/31 木曜日
寝過ぎ。午後、蒲田に帰る。あちこちから音信あり。「虫とけものと…」の本を読み返しながらエッセイをすすめる。夜型になるとか言っておいて全然だめ、12時になったらふらふらになってしまってロフトに退散。扇風機の風を浴びながら寝るのは気持ちいい。PCつけっぱなし。
2003/7/30 水曜日
車で病院へ行く。エアコンが直ったから雨でも窓が曇らない。禿先生とは「最近どうしてた」みたいな話であっという間に問診が終わる。この3週間も特に問題なかった。気分の上下があっても1、2日で終わる、ふつうの人と同じだ。薬は寝る前のメレリルを2t→1tに減らす。ロヒプノールは手放せないがベゲタミン時代はもう遠い昔のようだ。
2003/7/29 火曜日
第七障害、校了。これで7日に文學界が出るなんてうそみたいにすぐだ。
そしていいタイミングで仕事の依頼をいただく。「兵庫教育」という冊子の「私が薦めるこの一冊」というエッセイ。やらせていただきます。多分「虫とけものと家族たち」について書くことになる。
午後、学大に行く。運動不足だし、駒沢公園の駐車場に車を置いて歩いてみる、片道20分余、いつもってわけにはいかないな。
2003/7/28 月曜日
肩から脱皮が始まった。皮を剥くのは楽しい、大きく剥けると嬉しい、だけど、その後がひりひりすんだよね。聞いた話だけどトカゲはまるで手袋をくわえて脱ぐように脱皮するらしい。ついでに指まで喰ってしまうこともあるらしい。ちゃんと後から生えてくるところがトカゲらしい。
車ができ上がったので取りに行く。クーラーとマフラーとポンプの金物を直して車検も済ませた。乗ってみたら音が静かでクーラーも効いてまるで他人の車に乗っているみたいだ。クーラーのある夏なんて3年ぶりか。渋滞を団扇やシーブリーズでしのがなくてもよくなった。すばらしい。これで元気に病院に行ける、変な言い草だが。
2003/7/27 日曜日
久々のロッテンマイヤー、からだに関する漢字とドリトル先生の間に花火をした。これがまあ見ていないといろんなところに火をつけまくる、危ないったらない。大人がついている意味ってあるんだなあ。
本業の都合で週二回がきつくなってきた、いろいろ考えたがやはり木曜はやめて日曜だけにしてもらうことにした。夏休み中で申し訳ないと思うが友人は「今が勝負どころだからね」と了承してくれた。
終バスで実家に帰ってきて背中と腕が猛烈に痒い。まだ五島焼けの皮がむけない。