Diary

冬休みの予定

昨日言われたから、というだけでなく相当苦しいので、1月上旬のゲラの合間に5日間の冬休みを取ることにした。休暇と言いつつ、二作抱えたカンヅメになってしまいそうな気もするけれど気分よく仕事が出来るならそれはそれでいいや。とりあえずお正月に休む世間様への恨めしい気分はこれで晴れた。

同居人に久しぶりにカラオケに行こうと誘われた。久しぶりって、最後に一緒に行ったのは、さいたまに住んでいた時だ。私は、毎日掃除をするという条件で大掃除は免除してもらって仕事。


来年の約束

頭の中がごちゃごちゃで、どうもうまくいかない。
いつもの店で仕事をした後、文春にて打ち合せ。
その後、新潮編集長と飲む。来月必ず休暇をとる約束をして帰る。


不器用

後悔しきり。壊れたベルトを直そうとアロンアルファを買ってきた。ベルトは直ったけれど、アロンアルファをチノパンにどぼっとこぼしてしまい、かさぶたのようになってしまった。すぐに洗濯しようと思ったが「とれないので衣服にはこぼさないこと」と書いてあるのを見た、あーあ。不器用なんだから余計なことしなきゃいいのになあ。
暮れというのは何かと余計なことをやらかす時期なのだ。
おとなしく仕事します。


曲がり物歓迎

チューリップが花屋に出回るようになった。ほっそりした可愛いのがあったので買ってくる。チューリップでもキュウリでもネギでも、私は曲がっていて全然困らない。花なんかはむしろ空間を広げて面白くしてくれるから曲がり物大歓迎だ。

あとは全力でくそたわけのゲラに取り組む。新作二つとスモールトークのゲラを抱えて、どうも年末は実家に帰れそうにない。休業は1月2日のみってことになりそうです。


べたべたびっしり

今日も中公打ち合せ、ということで朝までゲラをやって仮眠。起きたら肩こりがひどい。昼からまたゲラをやって相談するべき点を洗い出す。スティックタイプのサロンパスで首も背中もべたべたにして打ち合せ。見えないところにはエレキバンびっしり。でもこれで、年明けにゲラを戻すときまでにはある程度の形が出来そう。


開いたら最後閉まらない

掃除、洗濯を終えて中央公論が来る前に、実家行きの掲載誌を車に積んで銀行に行こう、と思ったら。
トランクが閉まらない。
やっぱりフィアットだ。ティーポでもそんなことはよくあった。トランクが閉まらないとか開かないとか。でもいつの間にか直る。経験上100回くらいやれば一度くらいは閉まるはずだ。
閉まったときには銀行に行く時間はもうなかった。

中公は忘れ物あり、明日か明後日に再度打ち合せとなる。

夜はすき焼き。


不調

体調不良で忘年会欠席。スーパーに行くのも一仕事。寝ていてもいやなことばっか思いだす。
こういうときにテープ起こしとかしたら疲れるんだろうなあと思いつつ、でもやっちゃうんだこういう日は。それでまたへろへろに。


イトヤマ度チェック

朝病院、夜忘年会、自分じゃハードだけれど書いてもつまらない日。

そこでバカ企画。
あなたのイトヤマ度チェック。自分に合うものに○をつけて下さい。
・字が汚い。
・体重の増減が激しい。
・「筋を通せばかたれ」と叫んだことがある。
・人と会ったとき、自分から「帰ります」と言うのが苦手。
・男はみんなだめ男だと思う。
・一日五杯以上コーヒーを飲む、もしくはヘビースモーカーである。
・勿体なくて捨てられない段ボールを次の引越に備えて隠してある。
・もたもたしているクルマを見るとついクラクションを鳴らしてしまう。
・実は文芸書よりも地図の方が好きである。
・外国語は話せないが方言ならOK。

これで一体何がわかるのか、私にはわかりません。


吹雪のまえ

今日は北国らしい気候となり、空気の冷たさ、吹きつける風、晴れているのに時折舞う小雪など、重装備で来た甲斐があって満足した。いい街だった。取材としてもごく早い段階ではあるが来た意味はあったと思う。結果を出すのは先のことだけれど、悪い見通しはない。
早寝早起きで予定を消化したのが良かった、汽車に乗った途端外が吹雪になった。

人間の順応性はおそろしい。たった一日のことなのに東京に戻ってくると、夜風がそよ風に感じる。編集者も「なんか、ぬるいっすねえ」と言う。結局コートは着ずに手に持ったまま家まで帰る。(2月に北海道から戻ってきたときもそうだった)明日になったらまた寒いとか言ってるんだろうけれど、今、うちでは暖房を炊いていない。


アルパカ60%

東北の某町に来た。天気予報で気温や風速を見て「寒いぞ寒いぞ」と期待していたが駅に降り立つと、なんというか、激辛カレーが全然辛くなかったみたいな気抜け感だ。ババシャツやババもも引き(もっとましな言い方ないのか)は、チェックインするなり部屋に脱ぎ捨てて夜の街に出る。それでも暑すぎるアルパカ60%なのである。今日はちょろちょろ街を歩いて、編集者と飯食いながら打ち合わせをしてとっとと宿に帰る。大事なのは寒さじゃなくて、明日の取材だ。


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