Diary

吹雪のまえ

今日は北国らしい気候となり、空気の冷たさ、吹きつける風、晴れているのに時折舞う小雪など、重装備で来た甲斐があって満足した。いい街だった。取材としてもごく早い段階ではあるが来た意味はあったと思う。結果を出すのは先のことだけれど、悪い見通しはない。
早寝早起きで予定を消化したのが良かった、汽車に乗った途端外が吹雪になった。

人間の順応性はおそろしい。たった一日のことなのに東京に戻ってくると、夜風がそよ風に感じる。編集者も「なんか、ぬるいっすねえ」と言う。結局コートは着ずに手に持ったまま家まで帰る。(2月に北海道から戻ってきたときもそうだった)明日になったらまた寒いとか言ってるんだろうけれど、今、うちでは暖房を炊いていない。


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