Diary

タイトルなど

2時に起きて、文庫の装丁、解説を確認してもう一度寝た。「メイソウ」「サバイバル」と同じ中村純司さん(イラスト)、秋山具義さん(デザイン)に担当していただいた愉快な装丁です。これで1月中旬刊の文庫の作業もほぼ終わりかな。1月下旬予定の単行本『末裔』の装丁は年明けになるとのこと。

今日は取材の準備。広島まで新幹線と飛行機と比べたら時間的に大して変わらなかったので、新幹線にしました。余計な待ち時間もないし、東海道新幹線はまだタバコが吸える場所もあるという噂だし。それ以前に、ライターがたくさんあるから捨てろだの、パソコンを預ける方に入れるなだのといった面倒がないので、断然新幹線の方がいいです。

今回行くのは広島市内じゃなくて、呉市です。それだけで、ん? と思う方はまさかいないと思うけど、タイトルは「不愉快な本の続編」ということにしようかと思っています。ここでイヤーな気分になった人は(今回そーゆーのはないんだけど、念のため)読まない方がいいかもしれないです。新潮の掲載月は、まだ決まっていません。


朝3時から小説。変化があったため、90枚で取材前の最終として新潮に一旦送付。

小寺前知事の訃報を聞く。いつも好奇心を持ってまじめに楽しいことを考えている方で、私は大好きで尊敬していた。またお目にかかってお話を聞きたいと思っていたのに、ちょっと信じられない。参ったな。ご冥福をお祈りしますなんて、済んだことみたいにはまだ言えないので、今夜は静かに飲みます。


午前中、小説の続きと、昨日届いた『絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか』文庫の再校ゲラ確認。

午後はFM群馬にて打ち合わせ。前橋に行くまで僅か20分の間に、2CV、フェラーリ、ムルティプラを見た。酔狂な奴いっぱいおるな(向こうからも言われてると思いますが)。


夕方寝て、日付変わる前に起きて小説(昼寝はしました)。現状、すべての章で同時に細胞分裂しているような感じで今までの古いところを削ってふくらんできている。作業量的には13枚/日ペースだと思うんだけれど、面白いほど枚数が増えない。今度の小説は一挙掲載(新潮)だけど、連載でもこういう時は必ずあって、この段階を過ぎるとまた量が増えてくる。脱皮みたいなもんですか、簡単に言うと。エネルギーは使うけれど、出て来た個体がいきなり二倍の大きさってことはない。小説のイメージとしても、昆虫みたいに精巧に出来ていてすごく軽く見えるんだけれど捕まえたら腰に来るほど重い、そうなったらいいなと思って書いています。

午前中お手伝いさんが来てくれたので、買い物などをお願いできてよかった。それに冷蔵庫の棚を拭いてもらってすごく気分がいい! ちょっとのことなのにいつも手が届かない家事をサポートしてもらえるのって本当にありがたい。


茶色はすっかり元気になった。お日さまに感謝だ。

今日は一日小説を書いていた。集中したのでかなりすすんだ。くたびれた。


無事これ名犬

朝、茶色の様子がおかしい。目に力なくシッポは下がり、お尻をたてた変な伸びを何度もして明らかに具合が悪い。嘔吐した跡もある。動物病院に行き、触診と血液検査をしてもらった。こわい膵炎ではなく、肝臓の数値があがっているだけで腹痛だけど心配ないとのこと。ほっとしました。「なにか変なもの飲み込んだか舐めるかしたんでしょう」と獣医さんに言われて、ラップを食べちゃったのは自分だったなと思う恥ずかしさ。親の因果が子に報い。薬も効いたらしく、夕方には食欲も出て軽い散歩もできるようになり「おとなしい犬」くらいまで回復しました。

牛はまるで元気です。バカは風邪ひかないを地でいってます。

これからストーブで、鶏と大根のローマ煮作ります。


毒を食らわばラップまで

きのうの夕方、作り置きのグラタンを何も考えず余熱したオーブンに入れて調理しました。オーブンから出して食べました。なんか変だと思ったら溶けたラップまで食べてました。皿洗うとき、縁に残骸を見つけてやっと気がついた。そんな人間が料理エッセイなんか出していいんでしょうか。

なんとなく胃が落ち着かない感じだったので(別にどうもならんかったけど)、探し物をしていたら心配の種だった書類が見つかりました。その後は2時間働いて1時間眠るって感じで朝まで。

夕方FM。セレクションはジェームズ・ホワイト「コントート・ユアセルフ」、エンディングはレッドツェッペリン「ジ・オーシャン」。おすすめ本はブライアン・リース作・絵/さいごうようこ訳『コウモリうみへいく』(徳間書店)


ゴミ最終便/東京最終便

まだ15日なのに燃えないゴミ、資源ゴミ最終日って早すぎ。

立川通院。今年はじめての「よいお年を」を禿先生に言う。東京行くのは今年最後(広島行くから乗り換えはするけど)。HMVでCDを買ってクルマの中で1月分FMの選曲をした。小説のタイトル候補と、これはというアイディアを思いついたのでこれから書きます。


林真理子さんとお会いしたのは初めてでしたが、とても柔らかい話し方をされる、優しい方でした。対談は2/7発売 婦人公論2/22号に掲載される予定です。

今日は寝まくりました。


美女と野獣

婦人公論の企画で林真理子さんとの対談。少し緊張していますが、いろいろお伺いできればいいなと思っています。

あまりみすぼらしいのも失礼だろうということで、福岡で買った服を今朝着てみた。私が着ると高いニットもしまむらに見えるよ! 

掲載号などは後日トップページのトピックスに書いておきます。


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