2010/9/8 水曜日
右折車線で待っているときに、運転席側で何かが「ごとっ」と落ちた。
ドアを開けて拾ったら、それはワイパーでした。
根元で金属がばきっと折れてました。
ぶったまげたなあ。
整備士さんも聞いた事ないって笑ってた。
雨がそれほどひどくなかったので、余裕のある信号待ちで下りてタオルで窓拭きながら帰ってきました。
クーペのワイパーのとき(モーター入荷に3ヶ月)は所沢だったから本当につらかった。今回は5キロくらいだったので余裕。
でも、急いでいるときに壊れることってないんですよ。本当に一度もないんじゃないかな。
今日は小説のこと考えたり選曲するために乗ってただけで別に行くあても殆どなかった。
しかし、本国にもなさそうですね。ティーポのワイパーの部品。
一日雨げー。犬の散歩に新しいカッパ上下をおろすかな。
昼間も涼しいみたいなので、無意味にクルマで出かけてもいい。
昨日の失敗。JBLのちびスピーカーのリモコンを洗濯してしまった。そもそも小さくて薄くてすぐどっかいっちゃうリモコン。本体操作できるからいいけど。
ビーサンで砂利道を散歩するので足の裏が大変汚い。床はきれいなのに帰ってきてすぐに履くスリッパの内側が汚くて、捨てた。家に上がる前にはちゃんと雑巾で足拭きなさいよって、まるで私が室内犬。
この時期気に入っている野菜は、甘唐辛子。ししとうの一回り大きくて辛くないやつ。
焼いて醤油ちょろりで食べるもよし、チャーハンでも焼きそばでもパスタでもよし、もちろん野菜炒めなどでも炒め物系全般によし。
日持ちもするし、飽きないし、ピーマンなんかよりずっと安いし、いつも買ってます。
ここんとこ食欲がなかったんだけれど、涼しくなって回復したら夏野菜のとろろグラタンを作りたいなあ。
2010/9/7 火曜日
久々に街に飲みに行ごうかと思ったけど(こないだのホルモンは結局行けなかったので)、
鏡と相談してやめた。
飲み屋で行き会った人に「殴られたんかい」とか言われても説明すんのが面倒くさい。
午前中、初めてお手伝いさんが来て、台所、リビング、玄関などの片付け、掃除をしてくれた。
すばらしくキレイになった。その上感じのいい方で、あいまいなところもなく、ありがたい。
お陰で私は落ち着いて仕事できました。ほんとに助かります。
午後、新潮来宅。
装丁は今回、大日本タイポ組合様にお願いした。
なぜ「様」かというと、FMぐんまの(リスナー垂涎の的である)ステッカーなどの仕事をされていて、デザイン集も買って尊敬しているから。
拙著『妻の超然』のために、かっこよくて独特で、疾走感も強さもあるカバーデザインを作ってくださいました。(実はすごく面白いところもあるんだけれど、それはまたいつか)
9/9と23のビタミンカフェで、珍しく自作解説などやります。ポッドキャストでも聞けます。
帯案についても、カバーデザインの影響もあり、思い切ったものになりました。
新作の計画について。
まだいつからとか何枚とかはわかりませんが、新潮で一人の男性を巡る連作短編をやります。
15枚くらい書いてみて、かなり構造が見えてきたなあと思って情報を整理していたら、ラストがいきなり下りてきた。びっくりした。
2010/9/6 月曜日
小説のことや、自営業のやり方、考え方で行き詰まっているときに、なぜかすばらしいタイミングで野菜を山のように抱えてやって来る人がいる。
話を聞いてもらったり、こちらが聞いたりしているうちに、線路のポイント故障が直ったみたいになる。すいすい走り出すことができるようになる。
私にとっては大事な「高崎のブレーン」だ。
久しぶりに、ゆっくり何か食べて話しましょうということで洋風縁側でバーベキューをすることになっていた。それが今日。
下戸(私の友人には実に下戸が多い)だから汁物は喜ばれるであろうと豚汁だけは作った。あとは、スペアリブを(ショウガとニンニクのすりおろし、醤油、コーラのノンアルコールたれ)つけ込んだだけ。凝ったことは何もしません。ただ焼いて食うだけ。負傷兵の賄いですから。
今朝は何をおいても接骨院へ。今回は少し深いところに効く施術をしてもらえるらしい。
街でしなくちゃいけない用事もあるけれど、どうかなあ、腕次第。
2010/9/5 日曜日
腕が痛い、すげー痛い。ロキソ効かない。
冷えるのが一番痛いので、長袖着てぼたぼた汗垂らしていたが、
ふつうの生活してないで、寝てればいいんだ、と思い出した。
でもね、変ですよ。
片腕だけを夏掛け布団につっこんでると、悪さしてるみたいです。(バカか私は)
因業(いんごう)という言葉は、県内で人の噂などをするときに実によく聞く言葉である。よそへ行くとあまり聞かない。ちなみに、広辞苑では「頑固で無情なこと。むごいこと」と書かれている。
もちろん私も立派な「因業ばばあ」で、自分の進む道は群馬人の多くの人とだぶっていると思うが、しかし因業というのは好きでなるものじゃない。それじゃ、因業がかなりのパーセンテージを占める群馬の県民性ってどうなってるのよ、というとそれは額面通りではないと思う。
ここでの「因業」には決して人を攻撃したり、侮蔑、中傷するような響きはないのだ。「やなジジイ」「クソババア」「ふざけた野郎」これらを全て排除するのではなく「あーの因業ババアがさあ」と、苦笑して「困ったヤツではあるけれど仲間の一人」と認めてしまう。
「こわいカカア」をいなしながら、ニコニコ生きてる旦那衆である、因業なんぞ手玉にとられてしまうのである。ここでは。
(あんまり信用しないで下さい)。
ともあれ、私のような者の性格を「まとめてくれちゃう言葉」がある土地に住めることは、幸せである。ケチはケチの国に、ずぼらはずぼらの国に住めばいいのである。
2010/9/4 土曜日
だと思ったから、何もしないようにしていたのに、
散歩から帰ってきてたら、バカ犬(模様のある方)がヨロコビの表現だかなんだかジャンプして骨折してる方の目を直撃。
その場に転がるほど痛かった、そして腹立った。
茶色い方だったらねじふせて鼻パンチだが、それやると模様犬は本気で怯えちゃうから、スコップを壁に投げてすごい音させて、怒鳴りつけた。
首縮めてた。
散歩前だったら置いてったのに。
今朝の山は、赤城も榛名も浅間も妙義も、もう夏の色じゃなかったなあ。
くっきりと影が濃くて、いつもより近くに見えた。
深夜、早朝は半袖じゃ肌寒い。(最低23℃最高37℃)
草刈りをして、なんとか柚子の木のところまでたどりついた。今年も柚子は豊作だ。ウチで一番できるヤツだ。
その後、刈り払い機のエンジンがかからなくなって遮二無二やっていたら、始動のロープがぶっちぎれた。
そのときになって初めて、何やってんだ骨折してんのに、腕も痛いのに、と気がつき、何もかもイヤになってふて寝。
宗教勧誘のピンポンで起きて、それから『妻の超然』三校ゲラを仕上げた。夕方の便で発送。
コーヒー、タバコ、ドッグフードが欠品していたので仕方なく買い物に行く。
怪我して以来、メシつくるのがどうにも面倒なので肉も野菜も買わなかった。
午後からまた寝ます。
2010/9/3 金曜日
新潮文庫『ばかもの』の発売日が9月29日となりました。定価420円です。
30日の『妻の超然』とあわせてぜひ。
昨日の辻原登さんとの対談は、本当に充実して嬉しいものでした。なんと、川端賞授賞式のとき以来だそうです。
超然三作を深く分析してただき、高く評価していただいたのも本当にありがたかったのですが、話は多方面に及びました。私もお聞きしたかった『闇の奥』に描かれる和歌山、紀伊半島のお話などもお伺いできました。スタンダールの名言なども出てきたり、とにかくお話が楽しく、幸せで、もったいないような時間でした。
対談は新潮社のPR誌「波」にまとめられ、これも9月末、27日頃には書店にあるかと思います。
今日は昼過ぎまで寝てました。
怪我してからの移動距離、500キロ。(昨日は新幹線だけど)。ぐったりです。
ゲラがちょとだけ残っているけれど、今日は休みます。
ぬるい風呂にゆっくり入って音楽聴いて、涼しくなったら犬の散歩して、夜は友達とホルモンの旨い店にでも行こうと思います。