Diary

間の悪い仕事

よく、トイレに行こうとしているとき、或いはまさにトイレの中にいるときに電話をしてくる人がいる。不思議なことに、それは大抵同一人物だ。脂汗をかきながら電話に応対していることがある。
そういう間の悪さである。

何がって、今日は今シーズン初めての氷上ワカサギ釣りなのだ。長野県まで行くので朝の4時には出なければいけない。そう思って昨日は8時すぎに寝た。そしたら12時に過ぎに目が覚めた。楽しみで眠れないということ自体はよくあることだ。
しかし、一応準備を整えてまた横になると、2時になって小説が動き出すのである。急ぎの仕事ではない、3月末の〆切だ。
一応要点だけは書く。
なんと間の悪い小説なのだろう。タイトルはまだ、わからない。
もうちょっとやります。


読書我慢

午前中、「絲的サバイバル」のゲラ。
午後、朝日新聞のインタビュー、難しくてうまく答えられなかった。
夕方、毎日新聞のゲラ三回分。
夜、休肝、早寝。

こないだ買った宮部みゆきさんの文庫本が読みたくて仕方ないんだけど、読み出すと最後まで止まらないので、我慢。


今日もあったけぇ

昨日の対談はとてもいい雰囲気で、充実した時間を過ごすことができた。
でも、清水先生が「FMぐんま? ここでも聞こえるかな?」とおっしゃったので、全力で「聞こえませんから!」と否定しておきました。
帰りの電車で余韻に浸って……その後、高崎で下りず、乗り換えて前橋で飲みました。
久しぶりの出張、久しぶりのスカートでした。

今日は夕方、講談社書籍担当者来群。「絲的サバイバル」単行本の打ち合わせ。
日が長くなってきたんで迎えに行く時間間違えそう。


さいたま市になってからさいたま市に行くのが初めて

まずはほうれん草のカルボナーラ。ほうれん草はけちけちしないで一束ごっそり炒める。満足。

午後、さいたま市にて清水徹先生との対談。新潮4月号(3月7日売り)に出る予定。
清水先生はビュトールを中心に、フランス文学の翻訳、研究に携わってこられた方。ビュトールに会えたことも嬉しかったけれど、その後清水先生からお手紙をいただいたのも感激した。
今日はいつもの生意気は家に置いといて、憧れの先生の講義を受けるつもりで行きます。できの悪い生徒だけど。


暖冬のばかやろー

昨日の夕方、久々に接骨院に行った。しばらく行ってなかったら体中がガタガタに硬くなってて、頭や手首までしびれが来てた。
今日の医者は、先生の都合で延期。貯め薬は一週間分ギリギリだな。

浅間の心配をしているうちに、榛名湖に残念な結果が出てしまった。今年は氷上解禁しないと決まったとのこと。朝、それを聞いてがっくり。自然のことだから仕方ないけれど、ブリザード吹きすさぶ赤城大沼に行くか、遠い松原湖やバラキ湖に行くか、どのみち引っ込みはつかないので新品カタツムリテントを持って流浪の旅に出ます。

今夜は遅い時間から新潮社との打ち合わせ及び取材。


新日曜名作座(NHK AM)

宣伝というより感心したのでここでちょっと報告がてら。
NHKのラジオドラマ(新日曜名作座 日曜夜、30分番組)で「沖で待つ」「アーリオ オーリオ」「袋小路の男」「勤労感謝の日」(順番、日程は未定)を1本ずつ4週連続でとりあげてもらうってことで、台本読んでサンプル盤聞いたんですよ。
本当に西田敏行さんと竹下景子さんしか出てないのね。
年齢の違う女性同士の会話が続いても、個性の違う男性のやりとりも、とにかく二人で全部やる。すごいっすよ。
サンプル盤もとても面白かったです。浮かぶ情景もラジオならではの柔らかさと温度があって、朗読とはまた全然別物です。
西田敏行さん演じる太っちゃん、竹下景子さん演じる「勤労感謝の日」の長谷川さんと恭子のやり取り、聞くのが楽しみです。
放映予定が決まったらまたお知らせします。


日本一美しい浅間の心配

そこそこ働き、だんだんだれて、最後は読書。
小現、なんんとなくつかめそうで、つかめない。多分答は出ているのに見えていない。

浅間山大丈夫かなぁ。窓からすぐ見えるだけに心配。
どうぞ怒らないで下さい、と思う。
人と喋ってる時間より浅間を見てる時間の方が長いからなあ。


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