2009/11/2 月曜日
朝焼けに浅間が紅く染まってきれいだったが、みるみる雪雲が出てきた。
天気下り坂で顔がいやーな感じでずきずきして、仕事の邪魔。
牛犬が珍しく吠えているので見たら、日本の国鳥が庭の隅を歩いていた。キジはお伴にするのにかっこいいけれど、歩くとのろいのでイライラするかもしれない。
寒くなると急に味噌味が恋しくなる。
最近気に入っているのは味噌タンメン。炒め煮で野菜のダシが出たスープが「家庭のラーメン」という感じでいい。春菊がとても合う。
今日はこんにゃくのいいのがあったので豚汁を煮ています。
「下戸の超然」約80枚で行き詰まり、新潮に原稿を送って相談するが、自分で思っているほど悪くないと言われた。
2009/11/1 日曜日
犬の散歩以外寝ていた。
そろそろ仕事します。
牛犬のうつけた顔を見ていると、ときどき私は「よだかの星」のたかのように「いい名前を教えてやろう。チキンというんだ。チキンとな。改名の披露に首にチキンと書いた札をぶらさげて私は以来チキンと申しますと口上を言って村中の犬のところを挨拶してまわれ」と言いたくなる。
今日は散歩中、まるまる太ったバッタをつかまえてむしゃむしゃ食べた。なかなかやるじゃないかと思ったので改名の儀は延期してやろうと思う。
このところ、タチの悪い拾い食いでさんざん叱られた茶色は、道に落ちていた雀の死骸の前に座って、「ほら食べません。褒めて下さい」と言った。
2009/10/29 木曜日
昼夜カレー。野菜9種類入れました。
「下戸の超然」は、だんだん整理できてきて72枚/100枚。一日10枚とか15枚とか書けないタイプの小説だけど、最終的にはちゃんと100枚で落ち着く予定。来月は末裔とこれと二本締切があるけど、なんとかなるでしょう。
2009/10/28 水曜日
やってることは同じ。
× 昼寝をしていたら群像の電話で目が覚めたので折り返した。
○ 仮眠をとった後、群像と電話で打ち合わせをした。
小さい蛾が飛んできたのでやっつけようとして、何も考えず右頬を叩いてあまりの痛さに失神しそうになった。
それだけ治ってきてるってことです。
カレーは挫折。明日作ろうと思います。そういや最近夕飯なんて食べてなかった。
原稿はまだやれそうなのでがんばります。
ではまた明日。
主人公の名前が決まったので、肩が凝るまで原稿を書いてからスーパーへ。本日は98円均一。ほうれん草も小松菜もセロリもキャベツもレタスも98円。不揃いニンジン5本で70円、処分品のブラウンマッシュルームぎっしり入って80円。(店内放送か)
やる気があるので、久しぶりにカレーを作ることにしました。
犬というのはバカなようで、不思議と私の行動がわかる。病院に行く日は浮かない顔。飲みに行くときには憤慨。スーパーに行くときは興味なし、帰ってくると「サカナちゃんと買ってきてくれましたよね!」と念押し。(多分)
仕事に戻ります。
朝起きたらやる気になっていた。体力も回復。
主人公の名前を変えようと思って朝の散歩の途中考えていたが、浮かぶものが、捨清、権平、藤輔、孫吉……いかん、止まらない。主人公は現代の二十代なのに。
ごくたまにFMで子どもの名前の相談がくるけれど、ホント私に言うのはやめた方がいいっすよ。
その2に続く(つもり)
2009/10/27 火曜日
あたたかく晴れた。体も楽になったので掃除洗濯にいそしむ。
目出し帽をやめて買った青いポーラテックのネックウォーマーは耳まであげられて快適。患部に触れてもざりざりしない。でも鏡を見たらクッキーモンスターがいたので、お出かけに使うことは諦めた。
「下戸の超然」(12月7日売り「新潮」掲載)は、毎日アイドリングして細かいことを書き足してはいるけれど、なかなか進められない。次のステップは、集中力と体力(時間)を使うところなので踏切のタイミングを見ている状態。
2009/10/26 月曜日
明け方から「下戸の超然」を書いている。
夕方「末裔」の再校ゲラが来るらしい。
久しぶりのちゃんとした雨で、右の首から、あご、ほほ、耳の中にかけて頭痛のような感じの痛みが続く。犬の散歩のように動いていれば平気だが、気になるのはじっとしているとき、すなわち寝るときと仕事するとき。暖めれば少し楽なので家の中で真知子巻き。そんな優雅なもんじゃなくてほっかむり。秋子巻きと書くと餃子巻きとか軍艦巻きのイメージに近いのか。マフラーやストールかぶってもロシア美人やイスラム美人とはほど遠い。そもそも美人とほど遠い。長時間は不安定なので本気で目出し帽が欲しい。だめですか。通報されますか。