エッセイの直しと小説を並行して行う。エッセイの直しは意外に難航。小説は集中したり、散漫になったりしながら、でも夕方まで続いた。ジグソーパズルのあっちをやったり、こっちをやったりという感じ。今日、思わぬ方向へ動き出した人物もいれば、最初は鮮明なイメージだったのに動き出せない人物もいる。背後にいてよく見えない人もいる。舞台が県内なので、今週、原稿をカバンに入れてあちこち歩いてみようかと思う。

客人が来ることになった。今日は休みと決めた。時間が余っても仕事はしない。
昼はちょっとがんばって料理をしてみた。ボイルドビーフとエビのガーリック焼き、ミネストローネ。肉は赤城牛だが、米はゴロピカリ。
酒は送っていただいた寒北斗を早速飲む。んまい。昼酒なので余計んまい。
と、言って夜は夜でまた飲むんだなー。酒しか娯楽がないのか、私。

定食屋に行こうとしたら、猫が会議していた。まあ、いるわいるわ数えたら９匹。それが全部訝しげにこっちを見ている。
なんか、あやまって済むものならあやまりたい気持ちになった。
帰りに同じところを通ったら、散会したらしく一匹もいなかった。

７時始業で合評準備。午後下京して合評。これで全三回の合評は終了。
合評終わったらなに読もうかなーと思ってたらちゃんと、集英社が送ってくれました。「ダーティ・ワーク」再校ゲラ。あーあ。

今日は主に合評準備。合間に小説。
夕方、ＦＭ群馬生放送と来週の収録。今日の「絲山セレクション」はＲＣサクセションの「ボスしけてるぜ」。
心配していた咳は、咳止めと出る前の節煙が効いて大丈夫だった。

なんか今日は疲れたなー、早寝します。

朝、絲サバ第五回を仕上げて送付。
午後、合評準備。
合間に群像と小説ｄ稿について電話で１時間程度打ち合わせ。

最近は元気だし、ごはんも美味しいし、よく眠れるのだが、ただひとつ咳がひどい。明日のＦＭがちょっと心配。咳止め薬でも買うかなあ。

昨夜書き上げたエッセイを今朝ばーっと直す。少し冷まして、また直す。その繰り返し。ちょっと疲れたので、窓から山を見てぼーっとする。
昼すぎから下京。銀行まわり。その後文春打ち合わせ。これがまた難物。
二週間ぶりの東京で、これくらいのペースだと体力的に助かるな、と思うが次回は金曜日。容易じゃないねえ。下京制限（どんなものか知らないが多分ビザみたいなの）を設けたいくらいだ。

朝５時に起きて群像の原稿。
それから出かけて絲サバ第五回キャンプ。但し今回はデイキャンプ。
帰ってきて休みなしに今日見たことの原稿書いてて、やっと一段落ついた。締切は３月５日なんだけど。先に合評やれってなもんだけど。

前橋市内というのを一発で変換しようとすると、ウチのパソコンでは「舞えば死しない」と出てきてしまう。なんか、命乞いをして踊る人みたいだ。

昨日、某所からおみやげに椎茸をいただいた。肉厚で大きくてすごく美味しい。某所の人曰く「椎茸はおりこうさんだから、何とでも合う」。おりこうさんって、いいなあ。
しかし気がついたら冷蔵庫がからっぽ。お利口さんの椎茸と一緒に食べる食材を買いにスーパーへ。なんだか小説が書けるときというのは、家の中で飢えてしまう気がして心配で、たくさん買い込んでしまう。バカだな。今日明日は自炊体勢。

小説はあっちこっち飛び飛びで書いている。季節もどんどん変わる。今日は名前しか決まっていなかった登場人物のことが少しわかった（まだ変わるかもしれないけど）。でも殆どのことはまだわかっていない。手探り。
合評はとりあえず初回読み終わる。

夕方、西の空は広く見える。光の関係だろう。
今日はまだ家から出ていない。ずっと小説を書いてた。なんか、えらい遠くまで行ってきたような気がするんだけれど、ぶっとんでただけですね。たまにアクセルベタ踏みみたいに働くとそんな気分になるのかも。自分で何書いてんだかよくわかんなくてこわかった。発狂しなくて良かった。
明日も発狂寸前までひっぱって書きたいな、なんて言ってたら群像合評の作品が決まったとの電話。うわ、すっかり忘れてた。
まあ、そうは言っても息抜きは必要。今夜はおいしい椎茸が某所に入荷したという情報があったので行ってきます。

ふとしたはずみに、群像の小説の主人公のことが見えた気がした。でも、なかなか自分から喋ってくれそうにない。まだよく判んないけど、やなやつだったら困るなあ。現実にやなやつがいるんだったら会わなきゃいいだけだから困らないが、脳内にやなやつがいるというのは相当に不快だ。そいつと半年とか一年とか朝から晩までつき合わなきゃなんないんだから。

それでも、久しぶりの降ってきた感でわくわくしながら歩いて洗顔料を買いにいって、ついでにケータイも買った。