Diary

ぐりぐりと仕事は続く

群馬の友達に言わせれば、今日の東京の寒さなんか「ジジイの鼻息」なんだろうなと思いつつ、見なければよかった群馬の天気予報。毎日最低気温が0℃。私が帰る頃は雪かもしれない。夏場に楽をしたツケを払いに行くようだ。

今日の仕事はHanakoのイラストと小すば。イラストは郵送、小説もなんとか全体が繋がったのでメールで送る。入稿できたらいいんだけれど、まだだめって言われるかなあ。
というのは、週末の取材に向けて文學界の小説も課題を見直さなければならないのだ。明日は群像に「油を注さなきゃ」と言われていて、そうは言っても新潮もこれ以上遅らせたくはない。それから日経のエッセイ。エソラの小説もそろそろ。あと忘れてないかな。忘れてますね、絲的メイソウ。クリスマス? お正月? そんなもん来ません。


ついに本音を吐いた

午前中書店へ。星野智幸氏との対談が決まったので「この本を読め」のうち、「アルカロイド・ラヴァーズ」は無条件に読むことに。他にも氏の著作を4冊ほど、ごっそり買う。こんな買いっぷりをすることは滅多にない。飲み屋のつまみを「上から下まで全部」と注文したときのような爽快感。

小すば「moonlight mille」は毎日書き続けているが、冷静に見たらどうなんだろう。細部にしか目がいっていないような気がする。本音言います、連作って苦しい。


かわいいコックさん

最近ふと思ったのは、10年前ってパソコンもなくてメールもしてなかったということ。もちろん持ってた友達もいたけど、一般的ではなかったと思う。携帯もまだ買っていなかった。10年先にも画期的な何かがあるんだろうか。
そんなわけで(全然理由になってないけど)「この本を読め」のメール、楽しみにしています。読んだことない本でも、代わりに読んでくれ、みたいな投票でも大歓迎です。

今日「かわいいコックさん」を書いてみようとしたら忘れてた。てか、あれかわいくないよねえ。


無題

友人のお見舞いに病院へ。すごく元気になっていた。すばらしい。小すばの小説をプリントアウトして持ってきたかったが、完成が間に合わず。来週郵送する。
諦めていたアラジンの石油ストーブを友人がオークションで入札してくれた。すごく嬉しい。ずっと大事に使おうと思う。

夜は石狩鍋の予定。


「集英社24時」

「講談社24時」というエッセイを書いたことがあるが、あのときは食堂から野間道場まで楽しんでから編集部でエッセイを書いたのだ。昨日はもちろんそんな余裕はなく、集英社の打ち合わせルームで15時から24時までひたすら集中して原稿を書いていた。さすがに最後はへろへろになった。
文体の問題かと思っていたら、登場人物の個性が固まっていなかったせいだと判り、判ったらどんどんすすんだ。この数日で仕上がる手応えを感じた。

今日は原稿の続きと、講談社(書籍)来宅。

ストーブの件でショッキングなメールが来た。商品確保ができていなくて3週間から5週間遅れます。とのこと。この期に及んでそれはないだろう。群馬の冬は寒いのに、そんなに待てるか。もうアラジンは諦めて国産のストーブを買おうかなあ。


奥の手発動

朝、車を整備工場へ持っていく。

今日から12月、なんてことはどうでもいいが、どうでもよくないのは小すばの締切まであと10日ということだ。
あーでもないこーでもないと悩んだり、喫茶店で原稿を眺めたりしているが文体が見つからない。ついに奥の手。パソコン持って行って集英社の片隅で仕事をさせてもらうことにした。これで決まらないといよいよやばい。


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