Diary

エンシュア・リキッド

調子はずっとよくなりました。ご心配かけてすみません。咳だけがしつこい。咳で発電ができるなら暖房くらい賄えそうだ。
昨日一食だけ食べたが、どうもよろしくなくて、引き続き栄養剤「エンシュア・リキッド」のお世話になった。250kcal/缶である。表記されている(経口・経管両用)とは何かと言うと、鼻チューブで入れるやつと一緒ですよということ。つまり、これだけで生きている人が世界中にたくさんいるのだ。
文學界の短編第一稿提出。ちょっと行き詰まった感がある。弱腰。
夜になってやっと中華丼を食べることに成功した。


消耗剤

内科には行かず精神病院。眠剤がなくなるとまずいのでこれだけは熱があろうが槍が降ろうが欠かせない。点滴をぶって欲しいと頼んだが(あれは気持ちいいからね)、代わりに栄養剤が出た。それも6缶も。1缶はその場で飲んだけれど、こういう日に限って車で来ていないのだ。こんなの持って歩いてたら消耗するばっかじゃん。
長時間の電車移動で辻原登「ジャスミン」読了。連載中から愛読していたが、改めて読んでもすばらしい、としか言えない。「100冊」入れ替えておきます。


引き続き風邪

熱は昨日より下ったが、飯は無理、消耗。郵便局まで行って今日の限界を感じた。


発熱

昨日飲んでいる途中に発熱して早めに帰る。全身が熱でひりひり痛い。


絶食仕事モード

昨日の夕方から明け方4時まで原稿をやって飯を忘れた。夕飯を忘れるということは一日何も食べないということになる、よくないのは判っているんだけれど書けるときは飯どころではない。とりあえずNAVIに第一話の第一稿を送った。これから文學界の短編の仕上げ。弱い部分があって少々手間取るかもしれない。その後は群像、という感じの今月です。
夜は飲み会。


危機管理

NAVI打ちあわせ。掲載は3/26発売分からに決定。連載中に鬱が来たらやばい、躁が来てもつまらんものを書くのでいけない、半年間というと一度くらい危機があってもおかしくはない。書きためるしかないんだろうな。
某誌担当者がいつも言ってくれる「絲山さんのことはまるっきり心配してないんですよ」という言葉を信じたい。


生まれて初めてのサイン本

文春担当者と打ちあわせ。自分の単行本見本と、大好きな作家の死ぬほど嬉しいサイン本をいただく。(手を洗って本を読もうというのを久しぶりに思い出した)営業戦略では、横浜紀伊国屋にも配本多めにお願いする。私の悪筆POPが蒲田以外で出回る可能性も。「本の話」の著者校提出。オンリートークの出版にからめてということで、「蒲田に住むの弁」というタイトル。2月末に出る3月号に載ります。
その後、NYパンクの好きな昔の友達と久しぶりに会う。


潜伏

だらだらモード。
友達のお兄さんが「袋小路の男」を読んで「俺のことかと思った」と言ったらしい。もちろん全然知らない人。なんか楽しい。


「風に吹かれて」

昨日は興奮がおさまらず3時まで仕事。今日もなんだかんだと仕事漬け。初めての連載で、全体の構成に悩む。昨日の写真を貰った。いつの間にこんなに撮っていてくれたのか。ありがたい。スライドショーで見てご満悦。
それと散髪。前のハゲは拡大していたが(多分鬱のとき)既に発毛が始まっていて、新たなハゲは発見されなかった、よかった。ショートボブで髪がかぶっているからいいけれど、風の強い日は要注意だ。


試乗第一弾

NAVIの連載小説の取材で、出てくるクルマの試乗をする。結構遠くまで行ったんだけど、いやはや、すごいクルマでした。馬には乗ってみよと言うけれど、クルマもほんと、運転してみないとわかんないや。でも、二玄社の駐車場に帰ってきて自分のクルマ(Tipo)に乗り換えたとき、その楽なことボロいこと静かなこと、なんか蒲田みたいだ。


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