Diary

夢と弁当

今朝思い出したこと。名古屋で最初は、なかなか取引先に溶け込めなかった。社内でさえ入りにくかった。そんなある日、取引先の女性チーフに「ご飯食べてきた?」と聞かれた。なんか奢ってもらえるかと思い「いえ、まだです」と答えた。「じゃ、私の弁当の残り食べなよ」
営業だからって、そこまで、するのだ。具体的なおかずはもう忘れた。味は悪くなかったけどおいしいとかそういう次元じゃないわな。犬だわな。不思議とその後、そのチーフを中心にライバルM社からこちらへと切り替えがすすんだ。20代の頃の私の将来の夢は社長になることだった。30代後半になって、今の方が夢がでかい。


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