Diary

ゼロからやる、ゼロでとまる。

行き詰まると外で書くのはここでも同じだ。特に昼の暑い時間、自転車で出かける。帰ってくると涼しくなってくる。
群像は少しすすんだが、一番近い締め切りの小説すばる第二話が、どうにもこうにも動かない。なんか、書こうと思っていたことが違うんじゃないのかと思う。或いは登場人物が間違っているのか。連作といってもまだ第二回じゃ流れも勢いもありゃしない。ゼロからやるのだ。
小説って料理と同じである程度やってしまうと、もう方向転換できなくなって、それを仕上げるしかなくなってしまう。ダシが利いてないのに、大事な食材が入っていないのに、スパイスだけでごまかそうとしても無理だ。完成させる気がないのなら、なにもしない方がいい、ときもある。その点エッセイの方が使い回しがきく。


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