Diary

小説をカレーに喩えると

ベゲAが絶妙に効いている。だるいけれど眠いってほどじゃない鎮静効果。怒ったりするのは面倒くさいが、「離陸」では予定外の設定が二つ下りてきてちょっと興奮した。まだ8枚でカレーで言えばタマネギ炒め始めたくらいのとこだけど方針は決まって完成図も見えている。締切への焦りとかはない。そもそも遅れたことがないからそういう発想をしない。
 
ベゲタミンにはAとBがあって、Bは白だけどAはそんなにしなくてもいいじゃないかってくらいの濃いピンク色をしている。フェノバールも入ってるし結構相性の善し悪しがあるかもしれない薬だと思う。私にはロドピンやジプレキサの方がきつく感じられるが、別の人にはそうじゃない。薬を悪者にしたらその薬で症状が改善している多くの人にとって失礼、という意味で「逃亡くそたわけ」を書いたときに一つだけ架空の薬「テトロピン」を作りました。あれがもし直木賞とったら説明しなくちゃと思っていたけどとらなかったからそのまんまになってて、今頃こんなとこで言ってる。


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