Diary

甘楽町について

昨日は甘楽(かんら)町のまちづくりシンポジウムでした。「甘楽の美学」というタイトルのスピーチをして、そのあと町長、地域代表、国交省、専門家の方々とともにパネルディスカッションに参加しました。以下、少し町のことを紹介します。
   
甘楽町小幡地区は江戸時代の織田宗家の城下町で、きれいな水の流れる雄川堰、小堰(水路)が張り巡らされた美しい街並みを見ながら歩くのがとても楽しいところです。群馬県内でも他の町とは違う武家文化の美学と、そして観光地特有の俗っぽさがみじんもない、住むひとが何百年もの間大切に思い維持してきたことが感じられるとても清潔な印象の町です。
そして圧倒されるのが楽山園という庭園。私は素人だけどここは日本一好きな庭園です(二番目は彦根城のお庭)。一歩ごとに変わる風景に、400年前の織田の殿様の哲学を想像したり、もしかしたら日本庭園は盆栽の逆かもしれない、とも思います。
アプローチはクルマなら上信越道が便利ですが、新幹線で高崎駅から上信電鉄に乗り換えて上州福島駅からレンタサイクル(もちろんタクシーでもいいんですが)も旅を満喫できると思います。
  
自分でも8月のピークは昨日に設定していたので、かなり躁っぽく熱く語ってしまったかもしれないです。けれど、会場でお目にかかった方が皆さん笑顔で声をかけて下さって嬉しかったです。
今日は反動でへばってます。庭が草ぼーぼーなんだが、なんともならんです。
   
  


TOP