Diary

上海出張(1)

15日は新潮社打ち合わせ、都内に泊まって16日朝の便でブックフェアを開催中の上海に来ました。出版社の同行とかはなしで一人で、こちらの翻訳会社の招きで来ました。

空気は東京よりきれいなくらいで(前日雨だったらしい)、想像したほどの人混みに巻き込まれることもなく、ごはんはものすごく美味しい。しかしタバコを吸える場所があまり見つからない。車のクラクションはすごいね。

中国ではイッツ・オンリー・トークと沖で待つが出版されたばかりで、午後2時から7時まで通訳3人交代しながらぶっ通しで新聞取材でした。「ダメ男を書くのはなぜか?」「男っぽい性格か?」と日本と全く同じことも聞かれましたが、どの記者も文学に対して強い熱意を持って取材してくれました。あと「天才宣言」は全部の記者に聞かれた。なんかツボだったのかね? 

夜は招待してくれたこちらの出版社の社長と会食、私自身が翻訳文学ばかり読んで育ったのでそういう意味で自分の小説が翻訳されることはとても嬉しい。


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