Diary

未体験ゾーン

4月から、班長と教員という初めての業務が始まる。班長はなにがなんだかわからないので前任の班長さんに教わるばかりだが、ほかの作家も町内会とかやってるんですかね。私の地域で一番大変と言われるのは、一軒一軒町内会費を集めて回ることなんだけど、もしも村上龍さんとか西村賢太さんとかが(決して一緒のくくりではありませんが)町内会費集めに来たら、どうしたらいいんだろ。憧れの筒井康隆さんや辻原登さんが市の広報なんてポストに配ってたら、私は大名行列を待つがごとく一時間前から家の前で土下座していなければならない。ああ、ふつーのオバチャンでよかった。

法政は月曜日。なぜ月曜かって日曜の晩は高崎の飲み屋は9割方閉まっているから。自分が学生のときには毎晩飲んだくれていたが、父はいつも前日に予習をしていたので、どうも私もしなくちゃいけないようなのだ。あと月曜日はゴミの日ではないというのも重要なことだった。そして都内にムダな金なんか落とすことは決してせず、一目散に群馬に帰ってきたいので早い時間の講義を希望した。学生さんこんな理由で憂鬱な月曜日を作っちゃってすみません。


TOP