Diary

エッセイに書けるような生活って、なんだっけ

締切はまだ先だけれど、頼まれていた長いエッセイを書き始めた。小説だったら別世界のものだし、他人が思うほど私自身とは直結していないのでいいんだけれど、エッセイは実生活や直近の時間、そして自分の考えと繋がって来るので書きにくい。重いテーマではないが、気楽なことを書く気分にもなれないし。

ふつうの生活をしなければと思っても震災前のふつうというのが自分のなかでうまく連続していない。性格の問題も大きいんだろうけれど、なんにも考えずに氷上でワカサギ釣ってばかりだったのがわずか一ヶ月前のことだと思えない。榛名はすぐそこにあるのに、遠い昔のことみたいだ。


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