Diary

ほんとうに今は、小説なんかより現実の方がはるかに、驚くべきことで、悲しくつらくて、そして混乱していて、ある意味鮮やかな印象でもあって、文化は現実に対して何をできるのだろうと思います。でも、それはあらゆる時代に世界中で問われてきた迷いだと思います。

私自身の生活への支障などとるに足らないことだと思っていますし、状況を見極めるまでじっとしているしかないと思っています。直接行動できないことは本当にもどかしい、でも私は自分の仕事をするしかないと思っています。しかもその仕事は、決して読者のために書いているものでも、嫌な言葉ですが「癒される」ものでもない。でも続けていくしかありません。

うまいことは何も言えません。今この現状で不快に思われる方がいたら申し訳ありません。


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