Diary

下半身共有ぶっかけ飯

アルファ146まっさか凄い。どうしてこれが8万キロも走ったクルマなのかと思うほどぴしっとしていて、小気味良く走る。低速で走っても快適。最近の10年落ちは違うなあ。

以前一度だけ都内で運転させてもらったときは、もっとクセがあってクラッチが難しいと感じたけれど、今回はすぐ慣れた。「アルファサウンド」なんて恥ずかしい言葉は口にしたくないが、確かに音もすばらしく、あまりの気持ち良さに夜通し走り続けたい気分になったがアンデルセンの「赤い靴」を思い出してやめた。

メーカーが違うといっても、146もアルファ145もスパイダーもクーペ・フィアットもあの時代のものは殆ど何もかもティーポベース(下半身共有)なので、セネガル飯もストロガノフもカレーも、違う食べ物ではあるけれどみんなぶっかけ飯だよなあみたいな感じです。わけわかんないこと言ってますか。

前から見たら、文庫版「スモールトーク」の表紙の青い145と一緒。後ろがいんちきセダンみたいなハッチバックなので型番が違います。

今朝、散歩に出るとき、私のどやどや光線を嗅ぎ取っていた茶色がクルマを見て「!」と笑った。それからそうっと、ナンバーのにおいを嗅いだ。牛はクルマなんてキライなので無反応。


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