2010/8/12 木曜日
ラジオの元気
よそに書いたものからの転載なのでちょっと文体違うかもしれませんがラジオの話。
ラジオは元気だって話を、最近あちこちで聞きます。
実際に、出ていても聴いていても感じます。
私の知っている範囲では、新聞や雑誌に比べてもすごく元気だと思う。
(テレビのことはすみません、よくわからない)
若い人が最近増えている。
4年間やってる私の番組も、そうです。それも小学生、中学生、高校生がどんどんメールくれるようになった。
幅が広がってくれば当然、こっちも楽しい。
もちろん好き嫌いはあるから、全員聞いてくださいなんてことは思っていない。何かしながらテキトーに流すものだし。
元気ってことは自由ってことともちょっと繋がる。
逆に言えば、元気がないと中身が不自由になる。
つまり、おっかなびっくりになる。 安全策考えすぎたら中途半端になる。
なんだろーって考えたんですよ。
すごい人気がある平日昼間の番組で、毎年限定(1人2枚まで)のタオルが出るんだけれど、決して安くはないのに、去年は1時間で3000枚、今年も2時間半で5000枚売り切れた。
思い切ったいろんな企画ができるのは元気だからだと思う。
前にどこかで書いたかもしれないけれど、『絲的サバイバル』の帯に書いてあるキャッチコピー、あれ全部募集してリスナーが考えてくれたものなんですよ。200以上来たかな。
自分でもびっくりした。嬉しかった。そんで面白かった。(手前味噌?)
リスナーがすごく近いから?
近いけど、それだけじゃない。
愛があるから?
そりゃ、あるけど愛じゃ何も解決しない。
私が思うのは、小さくてもいいから、なにか新しいことやろうよって言って、それが成功したっていう手応えを感じること。
小さな成功体験を重ねることで、元気になれる。
そして、その雰囲気や勢いって人に伝わる。絶対伝わると思う。
確かに市況は悪い。スポンサーはどんどん減ってる。
でも少なくとも私(外部レギュラー)の立場では、泣き言なんて殆ど聞かない。 (ないわけじゃないけど、そこに流されない)
この元気で、悪い時代をなんとか持ちこたえられると思うし、なくなっては困るコミュニケーションだと信じられる。
あんなミもフタもない小説書いておいて何言ってんだって思われるかもしれませんが、
これは以前から思っていたこと。
やっと言葉でまとまったのでこっちにも書いておきます。