Diary

人から見れば病気なんて全部気持ち悪い。

7月27日の毎日新聞朝刊 シリーズ「こころを救う うつ100万人」より
(見出し)手に山盛りの薬 毎日
(本文冒頭)手のひらいっぱいに盛った薬を口に押し込み、一気に水を流し込む。そんな仕草が「気持ち悪かった」と夫が打ち明けたのは、妻(37)のうつ病が治ってからだった。(後略)

読まなきゃいいって言われたらそれまでだけれど、どうしても毎朝ポストに入っているもんだから読んでしまう。
この日が一番ひどかったけれど、シリーズだから連日やってくれる。いやもう、読むとどんどん蝕まれて行く感じがする。ただでさえ調子が悪い自分の背中を、もっと悪い方へと押してくれる。一回きりの記事なら我慢しようと思っていたけれど、もはや自分で抱えきれないので書きました。

すごいね。
処方に問題がある、ということを書きたいのはわかる。実際に問題があるかどうかはわからないようになっているけれど。
けれどそのために、病気の治療に関することを「気持ち悪い」という表現で、不特定多数(100万人の患者も含む)が読む媒体に載せるということ。
これを不適切と言わずになんと言うのだ。
抗がん剤やほかの病気についてでも、こういう書き方をするだろうか。

「作家の超然」でも新聞のことを書いたけれど、それはこの特集が始まる前のことだし、もっと観念的な話。
ですので、小説に関しては、精神病関連の記事に苛立って書いたわけではないです。

契約は多分8月で切れる筈だけど、ほんとに新聞とめないと自分にとってまずいと思う。炒めたナスの油を切ったり、生ゴミ捨てたりするために古新聞は必要なんだけど、それは自分の掲載紙がいくらでも余ってるからいいや。


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