Diary

キジの死

隣の畑に生息していたキジが死んだ。(もちろん、飼われているわけではなくて野鳥です)
夕方飲みに行くときには姿を見なかったのが、代行で帰ってきたらウチの駐車場の隅で死んでいた。何かに襲われた様子ではなく、巣から離れた物陰に身を隠して死んでいるという感じだった。死骸はどうすればいいんでしょう、と立派な羽を見下ろして言うと、代行さんがさっとビニール袋を持ってきて「私が処分しましょう」と言ってくれた。男前な人だ。

毎朝早起き競争をしていた相手がいなくて今日はとてもさびしい。
昨日まで喧しく鳴いていたのだ。
だけど犬の散歩に出かけたら、若いキジを見た。あっちへ走り、こっちへ走りして草むらに消えて行った。牛犬よりも生きることがおぼつかない感じだった。このあたりでは、あちこちでオスの声を聴くから不思議なことではないけれど、立派に育ってほしいなあ。
もし小説だったら「そんな都合のいい展開があってたまるか」って話だけど、本当のことです。

今日は「末裔11」の再校ゲラを仕上げる。「超然」もすすめたいし、あとはぼつぼつ準備をしたりという感じです。


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