Diary

もうオッサンのままでいいや

「末裔11」見過ごしたものが多くあると感じたため、再び取材へ。
上野村に着いたのが午前8時。十石峠に向かう道で、釣り人に道を聞かれる。時間も時間だしよほど近所のおばちゃんに見えたんだろう。
峠を超えて長野県に入ってすぐ道路工事で30分間の通行止め。30分で待っていたのは5台。誰もぎすぎすしていない。ナンバーは練馬1、松本1、熊谷2、高崎1(私)。

前回は道の状況や小説の展開を気にしていて(つまり作者としての考えになっていて)、主人公のオッサンである省三の目で見るのが不十分だった。今回は省三が思ったことや、前回見えなかったものがいろいろ見えてきた。このまま締切まで半分オッサンになったままでいいやと思う。
その一方で、佐久の図書館の郷土史コーナーでは大きな収穫があった。今までの資料と小説の内容から、調べたいことがはっきりしたためだと思う。こういうのはネットで調べようとしたら逆に膨大な時間がかかってしかも裏取りが大変だ。
なんとか、これで書いていけそうです。

11回を書けば次回はいよいよ最終回です。


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