Diary

最近の趣味は峠

術後初めて(七ヶ月ぶり?)モスバーガーに行った。ずっと口が開かなくて大きなものが食べられなかった。ちょっと痛かったけど久々で嬉しかったなあ。
その後、松井田の峠の湯で温泉入って、意味もなく地蔵峠というところを超えて倉渕へ。家からは遠いけど大好きな峠で、天気がいい日には最高の榛名山が見える場所があります。(ちなみに最高の浅間は倉渕ー北軽間の二度上げ峠)。

峠を超える意味なんてないんですよ。国道はあるし用事はないし路面は悪いし、だから交通量は殆どなし。
まあ、そんなこと言ったら殆どのものに意味なんてないので、好きかどうか、だけだと思います。
濃霧だし、路面も滑るし、ブレーキの効き悪いし、そんなところに好き好んでわざわざ行ってクルマの状態と路面、前方の視野を計算しながら走るのは、ちょっと強いチームと試合したり、難易度の高いパズルを解くような楽しさがあるのです。

ただ、今日なんとなく考えていたのが「境界」ってなんだろうなあと。これは古い道走っているときにしか感じないことです。鉄道と違って道には大きな街を経由しない「境界」が実は至るところにあって、その「境界」によっていろんなことが分かれて異なっていて、でも道がある以上歴史的な意味もあるはずで(中山道をあえて使わないとか、松井田には城があったとかいろいろ)、なんかよくわかんないけど自分が大きな湖にいるミジンコみたいな気分になるのです。結構幸せなミジンコです。


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