Diary

犬時代劇・茶右衛門が行く(2)  〜暴れん坊将軍の巻

見るからに悪人の顔をした茶右衛門、昼日中から寝ている。
往来に白いスポーツカーが停まり、世を忍ぶ仮の姿の上様が垣根越しに声をかける。
上様「よっ、ちゃーちゃん」
むくりと起き上がる茶右衛門。顔をゆがめて一言。
茶右衛門「ちゃーちゃんだとぅ?」
上様「無礼者! 余の顔を忘れたか!」
茶右衛門「うっ……上様っ」
しかしそこでなぜか開き直る茶右衛門。
茶右衛門「ええい、上様だってかまやしねえ、者ども、かかれ!」
ちゃんばらの音楽が流れる。背後から殺陣の代わりに走り出てくるのはなぜか町娘のお牛。茶右衛門も一緒に飛びかかり、上様、顔までべろべろに舐められる。
(混乱のうちに幕)

上様を演じるのはカレこと私の女友達です。
ああくだらないくだらない。すみません。ゲラは一本終わりました。あと一本午前中にやって、残りを午後に済ませます。


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