Diary

餃子巻きの不始末

締め切りが近いので食い物に不自由してはいけないと思っておでんを煮た。

そして、どうしておでんの「餃子巻き」が「巻き」なのかがわかった。
このあたりでは餃子巻きを売っていないので、餃子をそのまま入れてみた。するとあの野郎、ちょっとあったまったからっていい気分になりやがって、だらしなくしどけなく前を開けようとするのだ。いけません、なりません松の廊下でそのようなご無体、と言いながら危機一髪お玉ですくったが、ちょっと遅かったらぽろりと挽肉を露出していたに違いない。あやうく澄んだダシがめちゃくちゃになるところだった。だからそうなのだ。練り物でかっちり巻いて粗相がないようにしない限り、あの野郎はだめなのだ。ゆるい奴なのだ。信用ならない不届き千万な奴だけれどもいい味出しているので憎めない、その辺は人間と同じかも。

メシも食ったし、午後は群像打ち合わせ。


TOP