2009/10/12 月曜日
茶色犬の甘え方
家を空けていたり、来客があったりでさびしい思いをさせたなあ、と思ったとき、キャンプ椅子を持って外に出る。
茶色はどっこいしょ、と膝に上がる。
そして、そっぽを向いたまま言う。
「犬だから我慢してましたけどね」
「もう、ここから下りませんから」
「ワタシここで寝ますから」
本当にあくびまでして、私の腕を押さえている両前脚の間に顔を埋めてしまう。
「ここで寝られると困るんだけどなー」と言うと、しばらくして、
「ふん」
という態度で地面に下りる。
普段はそれほど、牛との上下関係で騒がないが、このときだけは牛が割り込もうとすると睨み、唸る。