Diary

ボス

この寒いのに近所の猫は春まっさかり。
蒲田のボス猫を懐かしく思いだす。顔が傷だらけの白黒の汚い野良で、アパートの下や、たまにドアの前でぬうっと寝そべっていた。「ボスや」と言って構おうとすると、余計なことすんな、という顔をした。でも逃げるでもなく、丸い目で見ていた。近所はボスと同じ毛色の小猫であふれていた。
このあたりのボスは誰なのか、まだ調査中。


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