Diary

洗濯、掃除、豚汁、北緯14度ゲラ、銀行2軒、ドラッグストア

朝作ったリストを見てこんなにできるかと思ったけど、案外できた。がんばった。


立川通院。行きはアイスバーン、帰りは砂嵐。ちょっと極端すぎやしないか。

3月は富山と前橋で講演・対談があるので服を買った。試着室で見覚えのない腹が鏡に映っていてびっくり。知らないうちに肥えていた。帰り道のサービスエリアのカツ丼は諦め、たまにはケンタッキー行きたいと思っていたのも諦め、豚汁の材料を買って帰る。犬の散歩で近道するのもやめることにした。千里のデブも一歩から。


気力も回復した。今日は「エッセイ書くぞ」「離陸始めるぞ」「中華丼作るぞ」と思ったら迷わずさっと実行に移せるようになった。外に出たい気持ちもあったが明日通院なのでやめておいた。

思ったより仕事がすすんだので、このあとゆっくりDVD見ようと思います。久しぶりの「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」です。

【追記】映画すごくよかった。イカれたドイツ人の映画がとても好きなのだ。もちろん全然違ったものになったけれど、私はこれを見て「逃亡くそたわけ」を書きました。見ているうちに日が暮れて外が真っ暗になるのもよかった。お風呂入ってペルノーひっかけて早めに寝ます。


「忘れられたワルツ」

昨日は新潮社来宅、打ち合わせ。短編集は4月(下旬)刊予定。タイトルはいろいろ話し合った結果「忘れられたワルツ」に決まりました。そのほか、新潮の特集号で短編を書くかもしれない、ただスケジュールと体調を考えると非常に厳しい。

今日は「北緯14度」の文庫ゲラを少しやりました。


へばりの者

ゆとり世代の学生に「おまえゆとりか?」と言われたら落ち着いて「ゆとりの者でござる」と答えるといい、と言ったことがあるが、今日の私は「へばりの者」でござる。なんか粘着質みたいで気持ち悪いな。犬の散歩でへばり、スーパーでへばる。うどんゆでてへばったので午後は寝ていた。


明日の読売の文芸季評のゲラを直して戻した。ずっと体調悪かったんだけどやっと少し上向きになってきた。


群馬は昼過ぎまで雪。読売新聞/文芸季評を仕上げて送った。

午後はFM。このところテンションが低かったので意識的に上げていく。

オープニングはスザンヌ・ヴェガ「ルカ」、セレクションは桂雀三郎「ヨーデル食べ放題」、おすすめ本は長嶋有「佐渡の三人」、5時台opはチェアメン・オヴ・ザ・ボード「オール・アイ・ニード・イズ・アンダースタンディング」〜「アイ・キャント・ファインド・マイセルフ」、5時台edは松任谷由実「春よ来い」。2月の575お題は「あともう少しの575」。


9日掲載の読売の季評を半分くらいまで書いた。夜はカレー、明日もカレー。


急激な気温変化に適応できないのか、体がだるい。

これから文學界打ち合わせ。離陸の第二部終盤〜第三部のこと、離陸の次の小説のこと(主人公だけ決まっている)、もっとずっと後で書くかもしれない別の小説について、相談する。


鶏ガラスープをとりながら、今日届いた「北緯14度」(セネガルの紀行文)の文庫ゲラをやってました。セネガルの大統領選とか、アフリカ情勢で悩んでしまって出すのが遅くなりましたが、やはり出すことにしました。文章めちゃくちゃなのでかなり直すことになります。事実関係はごく僅か補足するくらいです。地図は新しく作ってもらっています。

文庫ではその前に、2月28日に「作家の超然」が新潮文庫から出ます。表紙は大日本タイポ組合さんがまた新しい「にやり」とするのを作って下さいました。解説は安藤礼二さんです。安藤さんにしか言えないことを言い切って下さっています。(自分で言うと変に聞こえるかもしれませんが)私の文庫の解説陣は本当にすばらしい方々ばかりです。もちろん断られたりすることもあるんですが、いつも希望を出してお願いしています。小説に関しては好き嫌いあると思いますがいい文庫本になると思います。ただ、私にとっては終わった小説は過去のことであまり拘りはなく、今は次のことを考えています。


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