Diary

どこまでいってもまたピンチ

昨日は、新幹線のなかで上毛原稿のメモをびっしり書きながら東京へ、集中したんで10分くらいで東京着いた感じだった。文春で離陸の打ち合わせを2時間、そのあと講談社で群像新人賞の授賞式。奥泉光さんが講評でおっしゃった「小説家は常にピンチ。ひとつ乗り越えても不思議なことにまたピンチ」という言葉には「まさにその通り!」と選考委員全員深くうなずきました。

今朝は犬の散歩がてらゴミ出ししてもはや体力尽きた。午後から別の用事があるが、明日の午前中までに原稿1本仕上げなきゃいけない、そのあと15日と20日と25日が締切。

もうここ何年も「来月は少し楽になるから」と言い続けて全然楽にならない私ですが、胸に「酔狂」って書いてあるTシャツ着てたらクルマ取りに来た整備士の兄ちゃんに爆笑されました。へろへろな日記ですみません。


昨日は上毛取材。専門家の方に同行いただき古墳めぐりをしました。技術や知識、文化、そして変化。古墳時代すごいです。「街道を行ぐ」で私なりの驚きや、今とつながることを書きたいと思います。

GWの短編がかなりハードだったので疲労困憊、今日は休んでひたすら寝ました。


書評の本を一日中読んでいた。頭痛い


雷雨あり暴風ありなのに、犬の散歩の時間だけは静穏。なんでおまえらの都合で世の中がまわってるんだ。

「葬式とオーロラ」脱稿。昨日の状態からけっこう大手術だった。


なんで土日や連休にまとめて仕事をするかと言えば静かで集中力の管理がしやすいから。集中してるときは、台所でコーヒー淹れたこともそれ飲んだことも覚えてないし、音楽聞いててもいつの間にか聞こえなくなる。ところが一番いいときに集金とか速達が来ると途切れて、だめになってしまう。例えば試合中のピッチャーのとこに集金とかって来ませんよね、そのくらい「えっ」って感じになります。特に小説だと、そのあとだらけて立て直しが厄介です。大事なときはインターホン切るしかないのかな。

牛犬は以前から「ふがふが」だの「ぐー」だのと、変な声を出すのだが今日は新しいバージョン。ボールをくわえたまま鳴こうとしたら「がおお」と怪獣みたいな声が出た。バカだぃのうバカだぃのうと撫でてやったら喜んでおなかを見せた。


昨日は気晴らしでドライブ。ちょろっと温泉入ってから県内のマイナー県道ばっかり260キロ走った。利根川はダム放流で暴れていた。北毛は花がいっぱい。しだれ桜のきれいな旧家がたくさんあった。少し霞んだ玉原湖は水の色がきれいだった。渋滞しない道を選んだつもりだけど、それにしてもどこ行っても誰もいなくてちょっと心配になった。ちなみに260キロって距離は高崎ー横浜往復とほぼ同じ、片道だったら新潟でお釣りが来る。

今日は午前中小説、午後からFM。4時台opピス・ファクトリー/パティ・スミス、セレクションはオー・フーリッシュ・ハート/トム・ヴァーライン、おすすめ本は走れメロス/太宰治、5時台opはユーヴ・ガット・ミー・ダングリング・オン・ア・ストリング/チェアメン・オブ・ザ・ボード〜アイ・ラヴ・ユー・アイ・ニード・ユー/オーティス・クレイ、5時台edはアイ・ドゥ/Jガイルズ・バンド。5月の575お題はフリーテーマ。


TOP