Diary

朝2時から集中して午後3時に読売季評と新潮「ニイタカヤマノボレ」を脱稿。上海の講演会レジュメは8割。これでなんとか8月の見通しが立った。今夜は夏野菜のカレー。


この夏の不調は10キロ痩せたせいだと思うことにした。これで太っても言い訳できるぞ。今日は久しぶりに調子がいいので、ニイタカヤマノボレと読売季評と二本同時に書いている。

牛犬が一夜にして現れた怪しいキノコに戦いを挑んでいた。回り込んだり、地面を前足で叩いて威嚇したり(でもちょっと怖い)。「余にまかせよ」と言ってビーサンで踏みつぶしたら「さすが殿、一発で仕留めましたな」と跳ねて喜んだ。いかんなあ。すっかり牛犬のペースにはめられてしまった。茶色は尻尾に薬を塗られながら「武士の名折れ」と言いたげである。


虫に刺されたかかぶれたかで、茶色が尻尾を噛んで膿んでしまったので朝一番で獣医さんに行く。ガサガサちょろちょろ落ち着かないのに、先生が後で薬の説明に出てきたときだけは二匹ともきちんと座って見上げてる。誰が偉いかわかってるんだなあ。それにしてもくたびれた。


昨日は散歩してから二度寝で午後遅くまで寝て、起きてからはずっと本を読んでいた。

今朝、散歩をしながら8月の段取りを考えて軽くパニクった。締切は読売季評、街道を行ぐ、東京芸大、新潮短編「ニイタカヤマノボレ」、文學界連載「離陸」、小説現代「絲的こわいもんなし」、そのほかに上海の講演会準備と出張、FM2回。仕掛かり状態のものもあり、行き詰まっているものもあり、これからのものももちろんある。

とにかく一つずつやっていくしかないので書評の本を読みながら手羽先を煮た。


鉄の箱

昨日は上毛新聞「想い出の風景・西毛編」表彰式。今回は会場が地元高崎だったからか、あちこちで気軽に声をかけて下さる方が多くて嬉しかった。懇親会で頭痛くてへばってしまい、受賞者全員とお話できなくて申し訳なかったです。

今日は立川通院。熱中症から自律神経やられちゃったのかひどい状態。この時期のクーペはクーラーなんて効かない、走る鉄の箱。這々の体で帰ってきて自分よりはるかに元気な犬どもに猛暑手当出して、シャワー浴びて倒れるように寝た。さっき起きてスイカ食ったんでまた寝ます。塩なめてます。メシも食えるときには食ってます。明日休みます。


朝の散歩で、キュウリとナスとスイカをいただいた。嬉しい。

昼間は仕事したけど暑くて頭が痛かった。夜、すごい夕立で一気に涼しくなる。町から帰ってきたらタープは風で裂けてるわ、バケツはひっくりかえってるわで、わんわん吠えて呼ばれたけれど犬はどっこも濡れてなかった。


朝一番で「絲的こわいもんなし(3)町内会ことはじめ」を仕上げて送付。

来月、上海ブックフェアに呼ばれたので数日間中国出張してきます。講演会もあるのでそれの準備もちょろちょろやってます。遊ぶ時間はなさそうだけど、上海って群馬より暑いのかな。


片品のトマト

「街道」の下見がてら北毛に出かけた。水上から片品へ走った。涼しいのは山の中だけだったなあ。帰ってきて気持ち悪くて寝た。

【追記】立ちくらみ、頭痛とセットでちょっと熱中症ぽかったみたい。二度の夕立の後、夜中に起きて片品のトマト食べた。酸味が少なくて淡い甘さがあって、完熟なのにすごく品がいい。体の隅々にきちんと届く気がした。


午前原稿、午後FM。4時台opは「ロックンロール・ドラマー・ストレイト・フロム・ザ・ホスピー」ジョナサン・リッチマン、セレクションは「マイアミ午前5時」松田聖子、おすすめ本は「小説新潮8月号・怪談2012」、5時台opは「シーズ・ラナラウンド〜ヒア・カムズ・ザ・サマー」ジ・アンダートーンズ、5時台edは「サム・ガールズ」ザ・ローリング・ストーンズ。

怪談特集、中途半端に読み始めたら朝なのにちょっとガタガタ震える感じ。夏の旅行のお供にどうぞ。夕方、先に風呂上がったはずのお友達が一向に部屋に戻って来ないとかそーゆー場面で読んだらしびれると思います。


昨日は都内。新潮社で打ち合わせなど。9月売りに短編「ニイタカヤマノボレ」が掲載される予定です。

地下鉄で「メトロに乗ったら、箱根に着いた」というおっかない広告があった。「新幹線でうっかり目を閉じたら越後湯沢」と同じだよね? 違うのかな。


TOP