2006/6/13 火曜日
車で実家へ。
環八でちょっと渋滞したとき、左の車線の車のちょい悪っぽいオヤジに(こちらは左ハンドルで向こうは右ハンドルなのですぐ隣)、
「その車なに? マセラッティ? かっこいいね」
と言われてのぼせてしまった。正直にフィアットですと答えたが、フェラーリですと言ってもばれなかったかな。車同士で話すことって、そう言えばなかなかない。
フィアットとマセラッティは同じイタリアと言っても、ガード下の飲み屋と、高層ビルの最上階のレストランくらい違う、と思う。
2006/6/12 月曜日
日記のネタが酒ばっか、と友達に叱られてしまった、ごめんね。
世の中のブログとかは軒並みワールドカップなんだろうか。サッカーに興味のない私にとって、ワールドカップの意味って、前回は蒲田に住んでたんだなーということくらい。デビュー前だったなー。あのときみたいに夜の街は静まってるんだろうか、いやいや高崎の街はもとから静かでした。
今日は快調。ハナコのゲラをやり、「エスケイプ」が大分整理されてきて、保険の審査なども終えた。
2006/6/10 土曜日
今日はちゃんとお腹がすいて、バランスよくおいしく食べられた。ちょっとほっとした。
エッセイ集「絲的メイソウ」ゲラが一段落。7月半ばに発売になります。
あとは「エスケイプ」の資料を読んだり、ネットで調べ物をしたりで結構時間をかけてしまった。集中力がなくて、原稿はあまり書けなかった。
2006/6/9 金曜日
断酒四日目、腹部膨満感が少しなくなったような気がする。午前中は昨日の疲れでぐったり、資料など読んでいたが、午後は小すば第六話「winning ugly」(仮)を書き始めた。15枚一気に書いて行き詰まる。
久しぶりにスーパーに行って野菜、肉、魚など買ってくるが、食べられたのはほんの少しだけ。まあ夏前だし、ちょっとここらで痩せてやるか。
2006/6/8 木曜日
鬱病と違って、頻繁に休みを入れれば働けるとわかって安心した。動くと著しく疲労するが、こういうとき車社会は便利なのだ。血液検査の結果が出るまで馬は休もうと思う。
日経エッセイを提出、新潮「エスケイプ」で6日間悩み続けたキーワードの意味も解決。これから小説すばる「ダーティ・ワーク」第六話打ち合わせ、こっちは来週中に書き上げなければならない。ハナコもある。6月のネジがきりきりと巻き上がってきた。
2006/6/7 水曜日
朝、通院。だるさと食欲不振を伝えると医師が触診。採血の結果は来週。
医「ちょっと肝臓が腫れているようだね」
私「入院していたとき、薬で肝臓を壊しただるさと似ています」
医「お酒はそんなにたくさん飲む方じゃないでしょう?」
私「いえ、たくさん飲みます。でも毎日じゃないです」
医「疲れもあると思うけど、お酒をひかえめにできるといいね」
自律神経系ではなく身体症状との判断。つき合いの長い医者なので、「今日から断酒!」なんて無茶は言わない。でも今日から休肝週5日と節酒で様子を見ることにする。私がウーロン茶を途中から飲み出しても笑わないで下さい。
今日は起きていられる程度なので、絲的とハナコのゲラを中心にゆっくりやります。
2006/6/6 火曜日
6月5日、少し復調したので調教補佐に行く。自分のバランスが悪いのが馬の動きでよくわかる。「エスケイプ」は80枚を越えた。午後、保険打ち合わせ。
6月6日、再びダウン。実家に行こうと思っていたがキャンセル。前橋の銀行に行っただけでへとへと。単行本「絲的メイソウ」のゲラをやるが、途中からつらくなって寝てしまった。
2006/6/3 土曜日
昨日は、日記をつけられませんでした、すみません。
京都の細かいことは今のところまだ話せませんが、今回は体調があんまりよくなかったせいもあって、かなりへばってしまいました。
帰りの新幹線で、いろいろ見てきたものや場所の意味が突然わかりはじめて、爆発的に書きました。