Diary

発見されたこと。

明日のサイン会を終えたら群馬に帰れる。今度は少し長くいるつもり。
東京でやり残したことはないだろうか、と考えていたら実家を思い出した。私にしたら車が群馬にあるからバスとか電車で行かなきゃいけなくて不便だけれど、オヤジにしたら一緒に酒が飲めるのでいいのだと思う。

福岡で昔お世話になっていた方が私を発見してくれて、メールを下さった。こちらもずっと会いたかった人なのでとても嬉しかった。新聞に顔が出るのも悪いことばかりではないなあと思った。


ボートで一息

通院、午後インタビュー2件、書店訪問1軒。こう書くとなんだか忙しそうだが、診察が早く終わりすぎたため時間をもてあまし、飯田橋のお濠で一人でぷかぷかボートに乗っていた。これが案外、というか、ものすごく楽しい。天気もいいし、静かだし、何より広いお濠でたった一人である。実に愉快で30分があっという間だった。次から1時間乗ろうと思った。


MATTE KUDASAI

野間新を落ちて、私は全然気の毒ではないのだが、直木のときと同じくとれたら半額を寄付しようと思っていた海外で困っている人々にはしばらく待ってもらうことになった。MATTE KUDASAIというのはクリムゾンの曲名から。もちろん無名の寄付だから知ったことじゃない。またこの先何かでまた賞に縁があれば偽善をやります。
今日は予備日だったので思う存分寝て、それから天一にラーメンを食いに行った。辛しにんにくと辛し味噌をバカじゃねーかというほど入れたので、ものすごく咽喉が渇く。


野間新

受賞できたら素直に喜ぶ、出来なかったら気にしない。
こんな簡単なことが今までは苦痛で仕方なかった。でも今回はどちらの結果でも大丈夫だと思う。別に作品の内容が変わるわけじゃない。
今日の夕方、野間文芸新人賞の選考結果発表。候補作は「逃亡くそたわけ」。

いや、泰然としているわけじゃなくて新潮倶楽部に携帯忘れた。これから取りに行かなきゃ。本日もばたばたです。


クラブの傘

午後、新潮倶楽部にて渡辺直巳氏と対談。その後、楽しくいろいろお話をする。折からの雨で、コンビニでビニール傘を買っていったつもりが、なぜか帰るときには新潮の「クラブ」と六ヶ所くらいに書かれた傘となった。傘は天下の回り物、でも、由緒正しく「新潮」と書いて欲しかった。
帰り道、タクシーで運転手さんからガルシア・マルケスの最期の話を聞けて良かった。


ねこにまたたび

本日は牛筋煮込みの日。とある街でふらっと入った小さな酒屋でなんと、赤霧島を発見。これはすごい。大興奮そして幸せ。おまけに安い。

サイン会というものをすると、何か一言書いてくれという人がいるという。一体何を書けばいいのか。「欲望」か「小人閑居して不善を成す」か「阿鼻叫喚」か「朝令暮改」か、いやいや「問答無用」も捨てがたい。「小数点以下切り上げ」というのも好きな言葉だ。
こんなこと本に書かれたら私なら嫌だなあ。やめましょう。サイン会にいらっしゃる方、ここを読んでおられたら。


東京書店訪問

体調回復。
東京書店訪問。
何度目かにお目にかかる人も多く、なつかしく嬉しい。

しかし、東京は大阪以上にタバコを吸う場所を確保するのに苦労する。たかだかタバコ一本のためにいちいちお茶飲むわけにもいかないのだ。普段あまり出歩かない人間はそーゆーときに困る。


無題

胃は復調。体力がなく、殆ど寝て過ごす。


食い倒れ

食いすぎで、昨日の夜中から胃が裏返りっぱなし。どうも最近胃が弱い。水もだめ、コーヒーもだめ、サンドウィッチ言語道断という状態で、冷や汗たらして新幹線で東京の家に戻る。しかし、気持ち悪くて食べられないとき、ピザとかとんかつのことを考えてしまうのはなぜだ。本能だろうか。
大人しく寝るが夜になっても改善せず。
明日はコーヒーが飲める体になりたい。


自分の仕事、ひとの仕事

朝6時代の新幹線で群馬から東京乗り継ぎ、大阪へ。新幹線って便利だ。
角川書店同行で、「ニート」の書店回り。会えた方ひとりひとりにあらためてお礼をいいたい気持ちです。本当にありがとうございました。大阪来てよかった。

ホテルに泊まる楽しみは、ユニットバスの特注を見破ることにある。ここは配管にしてもバスタブ、カウンター、水栓に至るまで特注だらけだ(と、思うよ)。見えない部分の設備配管も相当凝っていると思う。自分が担当じゃなくて良かった、図面考えただけで頭痛いっす、とプロの仕事に感心。でも私は古い時代しか知らないから、特注も今ではすごく簡単になってるかもしれない。


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