Diary

蒲田ではありえない話

昨日はやっぱり午前様。友達が長年通っている店は、そいつも知らなかったのだが、実は作家や評論家、編集者がよく来る店だった。うっかりコルバのボトルを筆名で入れてしまったら、ママさんが飛んできてデビューの時から読んでいる、と言うので驚いた。その後隣に座った人も某社のエライ方で、いろいろお話したが内容は覚えていない。ボトルを残して来てしまったが、次に行った時、誰にお目にかかるかわからんと思うと怖いなあ。それから2軒くらい飲み直し、一体何時に帰ってきたのかわからない。
ゲラが来ない。うちのFAXの調子が悪いせいなのか。かなりやばい状況。


覚悟の飲み

飲むと一番遅くなる奴とこれから会う。飲み続ける時間はいつも10時間くらい。妻帯者だから私だってそれなりに気を遣うのだけれど、有楽町で飲んでいても新宿で飲み直してしまったりするのだ。お互いどうしようもない飲み助なのだ。学生の頃は財布が本当に空になるまでズブロッカを買ってそいつの家で飲んで、杉並から世田谷まで歩いて帰ったものだ。今日は金曜日ということでやばいな、という気がしていたらのっけから「土曜の予定は大丈夫?」と聞かれた。今回はさくっと飲んでさくっと帰ろうと申し合わせるが毎度の話だ、そんな簡単に人間変わるもんじゃございません。
ゲラどうしよう…。


無題

疲弊して夜まで寝ていた。出掛ける予定もキャンセルしてしまった。


飴と鞭?

いつも11時頃に起きているのが、通院日はきちんと6時起きできるのが不思議である。今日は眠剤の調整と、食事のこと。2日で1食は宜しくないと自分でも思う。そんなわけで、我が家の冷蔵庫はエンシュアに完全占拠された。
これからいつもの店で仕事をしてから、群像と中華。こってり食べて、こってり絞られるのか。


昼寝の功名

こちらが書けずあちらが書ける。全然予定と違う。
困った時は昼寝だ。私の場合、寝る前の気分がニュートラルになった時に思いつくことが結構使える。タイトルなんかもそれで決まったりする。しかし、狙ったものを思いつくほどコントロールは良くない、全然別のことが閃いた。何もないよりましか。
文學界見本誌が来た。今回は短いものだけど巻頭(本当の巻頭はエセー)に掲載されて、とても嬉しい。


胃痙攣。ブスコパン服用。
胃痙攣のときは別のことを考えればいいのに、つい大嫌いな納豆のことを考えてしまったりするから余計よくない。


実家から帰る

実家の体重計によると、11月から15キロ減っていた。飯食ってないから当たり前と言えば当たり前。会社員の頃から痩せたり太ったりを繰り返しているので、昔の服で着られそうなものを物色する、でも今更スーツなんて着ないし。ナイターを見終わってから車で帰ってきた。荷物も雨も考えなくていいのは楽だ。そしてやっぱり実家じゃ仕事はすすまない。


PBにて

謎の現金書留が来た。本名宛で来てるが、ここの住所は仕事以外殆ど教えていないから不気味だ。人に金を貸した覚えなんかない。入っているのも大金ではない。差出人にも住所にも心当たりがない。とりあえず留守電に問い合わせを入れて電話待ち。
ミステリアスな気分を味わうこと小一時間、「あなた新聞の契約したんでしょう」と高飛車な女の電話が来る。してないよ。冗談じゃない、勧誘は全部断ってるし、3月で契約終了して集金も済ませた、と言うと「旦那じゃないとわかんない」と逆ギレ。しかし最近の勧誘員は現金書留送ってくるのか? 後々なんかあると不安なので交番へ。あちこちへねちねちと電話してもらって解決。
名古屋の頃「PB前」という信号が謎で、聞くとポリボックスだがや、と平然と言われて驚いたのだが、今日のお巡りさんも内線電話でPBと言っていた。業界用語だったのね。
夕方、久しぶりに実家に顔を出す。


開幕

なかなか物語が降りてこない。苦しいので原稿から逃げるために掃除などする。明日はロケーション変えてみるか。
プロ野球開幕。ウチにはいつのまにか新しいテレビがきているのである。いやあ、いい試合でした。


群像月間

基本的に4月は群像メインで行く。
延期延期で全然書かないので遂に編集長からお達しがあった。いつ出来るのかは判らないが、不思議なことに金がなくなるまでには出来てしまうのだ。今だって殆ど金はない、連載がなかったら首くくるとこだ。でも首の皮一枚、自転車操業でもなんとかなるのだ。「スモールトーク」「勤労感謝の日」と続いた後で、今回は違った雰囲気の作品になると思う。
日程は未定だがまた取材に行く。今回は車で行く必要がある。群像の担当者がうちの車を運転できるのかどうか不明だが、ダメでも別に困らない。


TOP