Diary

みんな私が悪いんです

なにもかも迷って決められない。どこに行くのかなにをするのか、図書館に行くのか、飯は食うのか、かばんはどれにするか、こんな昼間に家にいていいのか。なんといいますか、脱力感みたいのがあって。書き終わった小説がすごくつまらないものに思える。自分のことはもっとつまらなく思える。
とりあえずヨーグルトだけは確保しようと文化堂に行ってきたけれど、道を歩いているだけで「ああすみません申し訳ありません」みたいな気分がしてくるのよ。その辺の人が全部私に対して怒っているみたいな気分なのよ。こりゃ鬱だな。すぐ終わればいいけど。


完結

「海の仙人」完結にします。まだ誤字脱字、縦書きにしてからの細かい校正はあるとして、もうこれ以上くちゃくちゃやるのはやめにします。読んでなかった人、安心して読んでください。
毎度やってるんだけど完結祝いに飲みに行きました。そんなに楽しくなかったです、でも飲んでいて小説のことを考えなくていいんだというのは久しぶりでした。


どっかにいこー

車の調子が良くて、そのままふわーっと走っていってしまいたくなる。東名に乗って。どっか遠くに。
でも九州往復は二度やってるから「どっか遠く」はよく知ってるんだ。西の外れの長崎だって平戸だってよく知ってるんだ。北に行くか。関越も知っている、東北はまだ寒い。
とりあえず、明日はバスに乗って蒲田に帰ろう。蒲田は大好きだけど、唐津に住むまでの中継点だ。今回は胃痙攣のお陰ですっかり実家に長逗留してしまった。


むかしなのか

「日曜日はダメよ」をテレビで見た。ギリシャの明るい娼婦を取り巻くデレデレの男共とマヌケなアメリカ人の映画。久しぶりにみたけれど楽しかった。白黒だからもっと古い映画かと思っていたら60年だった、といってももう40年以上前か。私が見るのだって20年ぶりくらいか。やっぱ古いのか。
「海の仙人」が終わりに近づいてきた。直しを入れる箇所が減った。なんかもうお腹一杯なのだ。
都バス、都電、都営地下鉄の2年間乗り放題パス(¥1000)を手に入れた。でも蒲田のあたりじゃ全く使えないっす。大井町より向こうじゃないと走ってないっす。


戦争

戦争は嫌だ。大体、アフガンで何人、難民含めて戦争の影響で民間人が死んだのか不具になったのか、ちゃんと聞こえてこないじゃないか。今度だってイラクで何人民間人の犠牲があるのか、その計算を堂々と国連安保理で発表してから戦争するべきだろう。民間人を殺していい理由なんてどこにも見つからないだろ、それに対してどうやって償うのか、金か、また金か、そして金か。
アメリカはなぜ武装解除しないのだろう。オマエだけが丸腰になれよと言って喧嘩を売っているようなものだ。ミサイルも核も全部捨てて、騎馬戦でもやれよ。
フランスの言っていることの方が余程分かりやすい。なんだかもう、日本人であるのが嫌になるね、ヘイゾーやコイズミの面見てると。


障害者「割引」生活

胃腸の調子も回復してさあ今日から障害者割引生活だ。只の駐車場に車を止め、150円(通常400円)でプールに入る。「介助の方ですか?」と聞かれても気にしない。世の中が平均株価8000円を割り込んだりミサイル発砲されたり大騒ぎだというのにプールのウォーキング教室はおばはん達でいもあらい状態である。全員が一斉に動くと大漁のブリかなんかみたいだ。次からは普通に泳いで一人で歩こう。
只の駐車場は入庫時に出頭したのでもういいだろうと思っていたら出庫前にも来いということだったらしく怒られたのでちょっと逆ギレして我を通す。悪くない悪くない。車のナンバー間違ったって気にしない。無理が通れば通り引っ込む、これを地で行く。なにぶん法に守られている。
プールの帰りにそのまま車で蒲田に行って安売りの紙を届ける。蒲田からは服とサラダ油と酒と砂糖を実家に持ち帰る。蒲田には只の駐車場がないので残念だ。次回は駒沢公園にでも行こうかな。


真っ昼間

一昨日の夜から胃痙攣でだいぶ苦しんだ。波があって平気なときは平気だけれど、一旦痛みだすと座っていることさえ辛い。胃腸薬を飲んでいて思い出したんだけれど、カレーに胃腸薬を入れるといいってほんとだろうか。胃腸薬って確かに、チョウジ、ウイキョウ、ケイヒなど、いかにもスパイスとしても行けそうな感じのやつが入っている。今度試してみようかな。
昨日飲み会に行く途中も痛くて苦しんだが、行ってからは大丈夫だった。それでもいつ来るかと心配でいつもの半分も食べず、酒も2合くらいしか飲まず、完璧に割り勘負けした。いつもは割り勘勝ちしまくっているのでたまにはこういうことがあってもいい。いい店だったのでまた行きたい。
同世代の女の人がいて「一体、35,6の女の人ってどこに行っちゃったんでしょう」という話をした。子育てで忙しいのか、仕事やりまくってるのか、ほんと、見かけなくなったもん。公園で遊んでいて、気がついたら一人になっていたような感じ。まだ人生真っ昼間なのになあ。


禿予備軍

高校の頃、右のおでこと耳の下に粉溜(ふんりゅう)というできものがあって膿んだりしたので手術で取り除いたことがある。粉溜とは脂肪の塊で「良性のおでき」のこと。
それと殆ど同じものが頭にできている。ずいぶん前からあるけれど、意識するようになったのは最近だ。2ヶ所は間違いなくある。今はおとなしいが活動をはじめると大変だ。膿んだりしたら間違いなく剃らねばならない。手術すると新しい皮膚には毛が生えない可能性が高い。100円ないし500円×2ヶ所の禿になる。若い女のみそらで禿である(若くない)、かなりやばい。浅間山のように、富士山のように、ひたすら活動しないことを祈るだけである。今まで幾多の禿を笑ってきたがもはや他人事ではないのである。泣き面に禿である。いや、こういうバカなことを言っているから粉溜ができるのか。神様許して。


見舞われ上手

友達の見舞に行った。元同じ病棟の仲間だが、主治医の関係で今は違う病棟に入院している。前の病棟より重い人が多いみたいで、なんだか空気がどんよりと暗く沈んでいる感じがした。面会室で飯の悪口などバカ話をして盛り上がる。「絲山さんも入院してよー」と言われた。群ようこの文庫本2冊と漫画一冊、私も読んだことないけれどこれならよかろうと買って行くと「また絲山さんの書いたの読みたい、ある?」と言われる。うまいこと言うなあ。また来週も行ってやらんといかんなこりゃ。


精神障害者手帳(後)

やっと「印籠」が来た。正しくは「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第45条の保険福祉手帳」という。長すぎ。大きさは献血手帳くらい、小さい、ちゃっちい。表には「障害者手帳」とある。障害馬術と一緒の2級が欲しかったが3級だった。違いは都営住宅の優先入居と生活保護の加算。
メリットは税金の減額など(自動車税が免除にならないのは残念)、都立施設(動物園や博物館など)の無料利用、都立公園駐車場の無料利用(これが重要)、NTT番号案内無料(いらん)、2年間1000円で都営バス・地下鉄乗り放題(東急とJRしか使わない)、生活福祉金貸付制度(ちょっと気になる)など。使える駐車場がwebで検索したのより多い。
これからは車に乗って博物館や美術館に行けよと、まあそういうことらしい。


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