2004/4/13 火曜日
フリーライターの佐伯誠さんは、去年文學界にオンリートークが出た時、最初にお手紙を下さった方で、その後も文通をしていた。めでたく本日お目にかかる。佐伯さんから声をかけていただいて、イラストレーター阿部真理子さんにも会えた。初対面とも思えないような楽しい夜だった。
2004/4/12 月曜日
FAXは死活問題なので容赦なく買い替えた。新しいのは普通紙A4なので細かいのが来ると死にそうになることがテストして判ったが、確実に届けばあとはなんとでもなる。電話の着信音が「ファ」と「シ」の不協和音で気に入らない。(何の役にもたたんが絶対音感がある)電話なんて昔の黒電話のジリリーン、でいいのになあ。
2004/4/11 日曜日
敦賀の水島のポスターに飽きた。マーク・ロスコにも飽きた。居候が額縁の中身をパウル・クレーにして壁に取り付けてくれた。ミュンヘンで1マルクで買った展覧会のポスター。部屋の感じが変わった。今度は冷蔵庫の上を片づけようかという気持ちになる。少しずつ部屋が良くなる。
FAXも調子が悪いしCDラジカセもやばい。プレイボタンを押してから1時間たってCDが始まったりする。おまえはB型か。これだけ技術が発達しているのだから、家電製品は「もう壊れました、買い替えて下さい」というギブアップメッセージを出してくれると助かる。
2004/4/10 土曜日
昨日はやっぱり午前様。友達が長年通っている店は、そいつも知らなかったのだが、実は作家や評論家、編集者がよく来る店だった。うっかりコルバのボトルを筆名で入れてしまったら、ママさんが飛んできてデビューの時から読んでいる、と言うので驚いた。その後隣に座った人も某社のエライ方で、いろいろお話したが内容は覚えていない。ボトルを残して来てしまったが、次に行った時、誰にお目にかかるかわからんと思うと怖いなあ。それから2軒くらい飲み直し、一体何時に帰ってきたのかわからない。
ゲラが来ない。うちのFAXの調子が悪いせいなのか。かなりやばい状況。
2004/4/9 金曜日
飲むと一番遅くなる奴とこれから会う。飲み続ける時間はいつも10時間くらい。妻帯者だから私だってそれなりに気を遣うのだけれど、有楽町で飲んでいても新宿で飲み直してしまったりするのだ。お互いどうしようもない飲み助なのだ。学生の頃は財布が本当に空になるまでズブロッカを買ってそいつの家で飲んで、杉並から世田谷まで歩いて帰ったものだ。今日は金曜日ということでやばいな、という気がしていたらのっけから「土曜の予定は大丈夫?」と聞かれた。今回はさくっと飲んでさくっと帰ろうと申し合わせるが毎度の話だ、そんな簡単に人間変わるもんじゃございません。
ゲラどうしよう…。
2004/4/7 水曜日
いつも11時頃に起きているのが、通院日はきちんと6時起きできるのが不思議である。今日は眠剤の調整と、食事のこと。2日で1食は宜しくないと自分でも思う。そんなわけで、我が家の冷蔵庫はエンシュアに完全占拠された。
これからいつもの店で仕事をしてから、群像と中華。こってり食べて、こってり絞られるのか。
2004/4/6 火曜日
こちらが書けずあちらが書ける。全然予定と違う。
困った時は昼寝だ。私の場合、寝る前の気分がニュートラルになった時に思いつくことが結構使える。タイトルなんかもそれで決まったりする。しかし、狙ったものを思いつくほどコントロールは良くない、全然別のことが閃いた。何もないよりましか。
文學界見本誌が来た。今回は短いものだけど巻頭(本当の巻頭はエセー)に掲載されて、とても嬉しい。
2004/4/4 日曜日
実家の体重計によると、11月から15キロ減っていた。飯食ってないから当たり前と言えば当たり前。会社員の頃から痩せたり太ったりを繰り返しているので、昔の服で着られそうなものを物色する、でも今更スーツなんて着ないし。ナイターを見終わってから車で帰ってきた。荷物も雨も考えなくていいのは楽だ。そしてやっぱり実家じゃ仕事はすすまない。