Diary

長い長い四月の終わり

私が行く前、昼頃の高崎、前橋は嵐だったらしい。高速からは大分手前から赤城と榛名が見えた。浅間と武尊はまだらに雪をかぶっていた。夕方、榛名と妙義のうしろに澄んだ紫の夕焼けが広がっているのを見たらもう、せつなくてせつなくて、群馬に帰って来て住みたくなった。
取材の方は思ったよりはるかに成果があった。やっぱり実際に来て話を聞いてよかった。帰りは高崎から実家まで1時間半もかからなかった。夜の関越を走りながら物語のイメージがふくらんだ。


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