Diary

退屈な左足

BMW320iで東京に戻る。クーペ・フィアットと比較して言えば、まず「なんだこの運転しやすさは、大人をナメてはイカン!」ということになる。車両感覚が異常なほどつかみやすいし、安定性もある。しかし同時に「なんだこの地味な室内は、なんだこのダサい音は、なんだこの変速ショックは」ということにもなる。それに左足が退屈だ。(代車で文句言うなって)
都内の渋滞にオートマのクリープは助かるけれど、群馬に行けばそんなもの糞の役にも立たないのである。今でもBMWにブランド感なんてあるのか知らないが安心感は否めない、けれどクーペには楽しさといかつさがあるじゃないか。

夕べは寝ようとしているところに「エソラ(小説現代別冊)」の小説の案が浮かんでしまい、四時間弱しか寝ていない。
東京の家に帰ってくる時間に合わせて「へたれ」の単行本ゲラが来る。今日はこれを百回くらい読み直して(嘘です)明日、他の収録作と一緒に戻してしまう。結構ハードだけれど、軽躁っぽくがんばるのだ。


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