Diary

手書き派

先日、教員をしている友人と話していて、彼が一切メモをとらないということに驚いた。論文のことなどで閃いても、家まで覚えて帰って、それから直接パソコンに打ち込むという。
私はとても覚えていられない。殆どの着想はまずメモ帳に書く。小説の最初の方や核になる文章は外でメモ帳に書きなぐったものをパソコンで清書する。清書しているうちに新しい展開が見えてきて、パソコン上ですすんで行く。見えてこなければプリントアウトしてそこにまた書き込む。原稿用紙こそ使わないが、私は手書き派なのだ。書きかけ原稿とメモ帳を持参しないとどこにも行けない。それで、私のカバンはいつもでかい。


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